第10日目前半
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日 時 平成9年4月12日(土) 天候 晴れ
久遠のマツ
番号 20
生育地 藤枝市藤枝4丁目 大慶寺
指定 県指定天然記念物
樹種 クロマツ(まつ科)
幹周囲 4.5m
枝張り東西 25.0m
枝張り南北 28.4m
根回り 7.0m
樹高 25m
樹齢 700年
巡礼日時 1997年4月12日 AM11:40
旧東海道を西から藤枝の旧市街に入ると左側に日蓮聖人ゆかりの大慶寺がある。その境内を覆うように日蓮聖人お手植といわれる『久遠の松』がある。
県内でも最大級の松である。700余年の樹齢で、松としては全国でもまれな巨木だという。松食い虫の影響も受けず、まだまだ若々しい巨木である。
月見里神社のクス
番号 122
生育地 藤枝市藤枝3丁目 月見里神社
指定 市指定天然記念物
樹種 クスノキ(くすのき科)
幹周囲 9.5m
枝張り東西 19.5m
枝張り南北 12m
根回り 26.5m
樹高 22m
樹齢 400年
巡礼日時 1997年4月12日 AM11:50
『久遠の松』の近く、通りから北へ少し入った月見里(やまなし)神社の本殿裏側に『月見里神社のクス』はある。地元の人に聞いたところ『月見里』は「やまなし」と読むという。山が無いから月が良く見えるとの判じ物である。
月見里神社のクスは2メートルほどの高さから二又に分かれている。その一方が枯れたのか、折れたのか。5メートルほどですっぱり切り取られているのが痛々しい。
月見里神社に参拝した際、取って脇へ挟んだ帽子が落ちたのに気がつかなかった。昼食後気づき、取りに戻ったら、そのまま落ちていて回収は出来たが、最近恐いほど物忘れが早くなった。
須賀神社のクス
番号 121
生育地 藤枝市水守安楽町 須賀神社
指定 県指定天然記念物
樹種 クスノキ(くすのき科)
幹周囲 10.9m
枝張り東西 21.2m
枝張り南北 27.9m
根回り 15.2m
樹高 23.7m
巡礼日時 1997年4月12日 PM0:05
旧東海道を東へ、藤枝の商店街を抜けて、国道1号線を南へ渡って少し行くと、旧東海道沿いに『須賀神社のクス』がある。
根元に向けて幹が末広がりで、子供がたやすく攀じ登れるようなスロープをなしていて、幹がそれらしくはげていた。しかし、いまは登って遊ぶ子供もいない。子供が減り、しかも忙しすぎるのであろう。裏へ回ると大きな洞が口を開けていた。
下小田のクロマツ
番号 21
生育地 焼津市下小田
指定 市指定保存樹木
樹種 クロマツ(まつ科)
幹周囲 3.51m
樹高 18m
巡礼日時 1997年4月12日 PM1:05
焼津小川港から少し西へ入った墓地に『下小田のクロマツ』はあった。かっては田んぼの中にあった墓地だが、今はすぐそばまで住宅が押し寄せて、少し窮屈そうである。
計画的に枝を落とされた、枝振りの良い松である。幹が盆栽の幹のようにひね曲がっていた。
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