RX-7の小部屋
| Type-RS | 絶対に無いといわれるtype-RSのドノーマルである。売れ筋グレードより「走り」に振った性格のRSがまずあまり無い上、RX-7をノーマルで乗るオーナーが少ない。 BBSのホイールも17インチ40/255のタイヤもMOMOのステアリングも全部FD専用の純正だ。替えたのは貧相だったオーディオのみ。付け加えたのは、電動ファンの作動温度を下げるデバイスだけ。 ドノーマルで程度極上のため、いまだに買った車屋から「売る気ない〜?」と電話がかかってくる。 |
| ピュアスポーツ | タイトなコクピット、妥協のないマシンインターフェイス、超ショートストロークのシフト、踏圧でコントロールするブレーキ、国産車最強のパワーウェイトレシオ、緊張感を誘うステアリング、まさにマツダいうところの「ピュアスポーツ」である。こんな車を大手メーカーがツルシで作っていいのか。 初めてフル加速させた時、おしっこ出そうになった。 ちなみにこの車、レッドゾーン手前のパワーカーブが落ちるところで「ピー」と警告音が鳴る。メーターを見なくても「ピー」が鳴ったらシフトアップ、でフル加速していく仕組みだ。 |
| 11年前の設計/デザイン | この車、現行型になってなんと11年目! いまだに400万という値段で平気で新車を売っている。昨年末には5回目のマイナーチェンジが行われた。マイチェンはさんで前期/後期型というのはよく聞くが、現在怒涛の6型である。マツダは何を考えてるのか、何も考えてないのか。しかも古さを全く感じさせないこのスタイリングはどうだ。 バカボン所有のは3型であるが、初期型に言われたような神経質なところは全く無い。非常に乗り易い。というか、この車を限界付近に持っていくのはかなり厳しい。
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| 楽しいハンドリング | この車の一番の美点は、「ちょっとコンビニまで」のたった数分の町乗りでも運転の楽しさを感じさせてくれる点だ。 なかなか説明しにくいのだが、芝生の上を裸足で駆ける感じ、か。 100km/hなら100km/hの、200km/hなら200km/hの明確なスピード感と恐怖感があるのだ。これは最近の高級セダンなどで感じる「知らない間にスピードが出てた」とは一線を画す感覚だ。 飛ばさなくても楽しい、踏めばいつでも飛び出していく、これぞホンモノのスポーツカーだ。だから、バカボンはむやみに飛ばしたりしない。信号の無い横断歩道で人が待ってたら止まる。そういう余裕を与えてくれる車だ。 |
| 実測200km/h超の世界 | ところで、みなさんは車で実測200km/h超(メーター読みだと220以上)の体験があるだろうか。これはいかに新幹線が偉大かを感じさせてくれる体験だ。(バカボンは経験はないが) 東名高速なんか急激なアップダウンとコーナーの連続だ。(断っておくが経験ない) 特に裾野から秦野中井間は、タイトコーナーの連続でとても200km/hは維持できない。(しつこいようだが経験ない) 東名で200km/hを出せるのはよっぽど道がクリアになってないと無理だ。なんせ一般車両に対して相対速度100km/hで走ってるのだ。 今のところ、200km/hが日常的に出せるのはこの地域だと浜○バイパスだけだろうか。(出したことはない) ちなみに、リミッター付きだと4速で気持ち良く立ち上がっていく途中で180km/hになって燃料供給をストップさせてしまう。(らしいね) |
| 燃費 | 燃費は悪い。燃費を少しでも気にする人は乗ってはいけない。気にするほうがもったいない。バカボン号はアタリ車両で、ガンガン回す乗り方でもリッター6kmくらい走るが。もちろんハイオク指定。 76リッターの巨大燃料タンクで350〜400kmくらいしか走らない。無給油で静岡東京間の往復ができない。 |
| 狭い | 車内は狭い。閉所恐怖症の人には最悪の空間だ。しかし、バカボンは身長180cmだが、ヘッドクリアランスは十分あるし、身体のどこかに何かが当たるわけでもない。それよりも手を出せば全てのインターフェイスに触れることができるという快適さ、適度なタイトさの方がいい。 椎間板ヘルニア持ちのバカボンでもこのシートは腰が痛くならない。コツは尻でなく、腰で座ることだ。 剛性優先のため、ハンドルにチルト機構すらない。 難点は、ヒールアンドトゥ時に右ヒザがイグニッションキーに当たってしまい、コーナリング途中で時々エンジンを切ってしまうことがあることだ。これはかなりの恐怖体験だ。 センターコンソールまでもがドライバー側に傾斜させてある。全てがドライバー優先のため、同じシートなのになぜか助手席は居心地悪い。後部座席もただの荷物置き場だ。(一応四人乗り) ポルシェ911のリアシートより狭い。絶望的。 荷室は広いがメチャ浅い。みかん箱程度でもハッチバックが閉まらない。 |
| 熱い | 狭いエンジンルームにみっちりと積み込まれたエンジンの発熱量は相当のモンである。正月に東名で大阪まで連続高速走行をしたら、暑くてクーラー入れたくらいだ。夏場の渋滞はオーバーヒート寸前までいざなってくれる。 この車の水温計はドライバーを欺くためについており、水温100度超えても針は水平のまま。壊れてるわけではなく、ホントに騙すために付いている。バカボン号は電動ファンの作動温度を低く設定できるよう小細工してあり、多少はマシか。 |
| 金銭的な利点、欠点 | この車の排気量、なんと1300ccだ。ちゃんと車検証にも「654cc*2」と記載されている。ということは重量税、自動車税も安いし、保険も安い。排気量別のオイル量り売りでも有利だ。 オイルは高い。ロータリー専用オイルなんか4リットル1万円だ。普通のオイルでも構わないが粘度が高くないとダメ。夏場は15W-50とか20W-60などを使う。 ロータリーはエンジン内でオイルも燃やす構造のため、変なオイル入れるとヤバイらしい。オイルの減りは当然早い。 タイヤも高い。4本セットで軽く12万円超だ。言っておくがホイールとセットの値段ではない。そのかわり、車両が軽く、オールアルミの足回りのためタイヤが減らない。この点は開発者がインタビューで胸を張って答えてた。 プラグも4本セットで1万円もする。ロータリー用プラグは特殊な形状だから。しかも、寿命が短い。 パーツ類はかなり豊富に揃っていて、比較的安い。リフレッシュエンジンも20万円台だ。RX-7は部品としてなんと「ボデー」も売っている。内臓が無い鉄でできた部分を塗装したもので、お値段89万円。RX-7はどんなに激しくクラッシュしても金をかければ生き返らせることが可能なのだ。 |
ロータリー |
ロータリーエンジンである。ロータリーエンジンを搭載する量産車は、現在、世界で唯一このRX-7だけだ。超小型、大出力のこのエンジンがなければ、あのスタイリングとの両立は不可能なのだ。 ディーゼルエンジンから、V6、直4、水平対抗、L型、、、、世の中にエンジン形式は山ほどあるが、それらは全てピストンを用いたレシプロエンジンだ。直接ローターを回して回転動力を取り出すロータリーエンジンは、全くと言っていいほどモノが違う。そんな全く違う仕組みで動いているエンジンを載せた車が街中を平気で走ってるという事実ははっきりいってスゴイ。 |