平成13年 7月27日(金) 助け合う気持ち
この3年から4年ほどの間で私のまわりでは大きな出来事がつづいた。前パートナーと二人で築いてきたdouxが、前パートナーの退会をきっかけにおきた解散という危機を乗り切り、たった一人で続ける意思を決めて、約1年ほど1人でがんばり、その中で、今の奥さんと出会い、奥さんは自らdouxを手伝いはじめ、その約1年後の平成11年12月11日(土)に結婚式を終えた。さらに、翌年の9月には、第一子が生まれ、現在3人家族で頑張っている。
1年ほどたった一人でやっていたが、さて、そのまま、一人で続けていけただろうか。おそらく、当時は、「できる」と思っていただろう。自分なりの努力と事務の効率化、軽減により対応もできたし、イベントの準備の手際もなれたものになっていた。だから、「できる」と思えただろう。しかし、今思うと、奥さんがいなかったら無理だったと思える。それは、この期間、douxの中で大きな変化がおこりはじめていたからでした。それは、douxの明日を担うはずの中間層の会員の自覚の無さから始まった問題が、私の体調の不調とさらに精神的なものにまで深く深く危害を加えていきました。やっと、解散騒動を乗り越え、一人でがんばっていける自信もついてきた頃に、再び、どん底へたたき落とされて行った状態でした。もし、こんな時に今一人でいたら、と思うとぞっとします。この中間層の中には、古からdouxに参加していた会員で、私がどれだけのことを乗り越えて来たかを熟知しているものもおり、また、そんなことを知らずに入ってきてdouxを混乱に招いて行ったものもいました。
さて、そんな状態の中、奥さんは、やりたい放題を行う会員の前で、涙を見せながら訴えたり、元会員から送られてきたメールを見ながらパソコンの前で涙をポロポロ流したり、私と一緒に、もしかしたら、私以上に傷ついたのかも知れませんでした。しかも、昨年、退会者を多く出した期間というのは、私たち夫婦にとっても大変な時期でした。初めての子供がお腹にやどり、出産を迎え、子育てを始める時期と重なりました。そして、この期間に、第7回douxソフトテニス大会、第8回douxソフトテニス大会などのイベントもやりながら、普段の練習にすべて参加してのことでした。特に、第8回douxソフトテニス大会の数日前に一時陣痛のような痛みがあり、あわてたのですが、おさまり、大会当日は、奥さんも車で荷物を運びました。当然、手伝いはそこまでにさせましたが、大会終了して数日後出産となりました。二人は、「待っててくれたんだね」と子供に感謝をしていました。
こんな時にも、元会員からの退会届けなるものが、数通送られてきて、それも連名の退会届け出会ったりしました。たまたま、「国勢調査」という忙しい仕事が入り、それがdouxの合宿とも重なり、今よりも体重が7キロ以上減ったほどの忙しさと精神的なショックがありました。連名の退会届けが届いた時には、ショックで仕事を休んだりしました。一時「助け合う」という気持ちを信じてしまったことからのものでした。
活動をしてくには、当然、コートの抽選会にいき、コートを確保しなければいけません。douxは、週に3〜4回の練習を設けていますので、抽選会でコートを確保するのもたいへん。一人では当然無理。この抽選会にも、大きなお腹を抱えて奥さんは必ずきて、しかも出産後も休まずにきていました。当然、奥さんの実家では、とめたはずだと思います。しかし、douxは、奥さんが抽選会を休める状況ではありませんでした。
2回あったdouxの大会の準備も賞品の包装などは、奥さんがすべてやりました。
今、このページをご覧になっている方は、どう思われるでしょうか。おそらく、何故、担当分担をしないのだろう、何故、会員は手伝わないのだろう。そう思われる方がいらっしゃるかもしれません。担当分担をしなかった理由は、別の機会に説明しますが、理由があります。現在は、担当分担に向けての動きは、しっかりとしたものになってきているのですが、それまではできなかったのです。その失敗もありました。何故、会員は手伝わないんだろう、ということに関しては、douxの大会などは、年輩の方から賞品の包装を手伝うよ、といっていただいたり、何かあったら言ってくれと言われていたりしました。また、大会当日の荷物を運ぶ事を申し出てくれる方もいました。しかし、まずは、我が家の問題がそこにありました。というのは、奥さん以外に、当時douxの会員であった家族が我が家にいました。私の弟です。いまだに、何故あのような状況で手伝わなかったのだろう、何故、別の会員と一緒になって、douxのあしを引っ張ったのだろう。その疑問を解決できずにいます。私や奥さんの苦労を一番身近でみてきて、これまでにどんなことがあったのかを見続けてきたはずだからです。まずは、家族から「手伝う」という意思が必要でした。
弟は、「批判があるから手伝わない」「一度手伝うと手伝うのが当たり前に思われるのがいやだから手伝わない」と後で言っていました。
大きなお腹を抱えて、一生懸命やっている奥さんをみて、当時同居していた弟は、何を思っていたのでしょうか。別の会員が言っていました。家族だって会員の一人何だから手伝いたくなければ手伝わなくてもいいんじゃないの、と。さて、これを読んでいる方はどう思われますでしょうか。私たち夫婦は、こう思っています。「家族なら助け合うのは当たり前、手伝うのは当たり前」だと。おそらく、やめていった会員でも自分の奥さんに子供ができて、そのお腹をみて、そのたいへんさを見たのなら、きっとわかる時がくるだろうと思います。そうでなければいけないはずです。付け加えておきます。「会員だって、本来なら、手伝うのが当たり前だ」と思いますが、いかかでしょうか。
最後に、一つの出来事を載せておきます。
第2回douxソフトボール大会が数年前に行われました。その時は、douxの会員に最初から最後まで任せようということでやりましたが、参加した会員からは苦情が寄せられ、第3回でその苦情に対応する予定でした。それは、それとして、その苦情があったソフトボール大会の打ち上げの出来事でした。ちょうど、この大会が開催されたのは、douxの解散騒動があって、結局、私が一人で続けてくという状態になりがんばっている時でした。さらに、前パートナーとのしこりが残っており、対応をしている最中の事でした。精神的にもかなりまいっている時だったのです。
その打ち上げで、まず、会員からソフトボール大会の表彰があり、そのあとに、私からdouxの前年度下半期の上位参加者表彰を行いました。その時です。第5位までの表彰なのですが、私が表彰をはじめ、第1位から名前を読んで、表彰品を渡すことになっていました。当然、それも人で準備をしたのです。さて、1位はというと、私の弟でした。弟の名前をよびました。しかし、前に出てきません。無視をしています。もう一度名前を読んで、出てきてとお願いしました。すると、「いらない」と言い張るのです。表彰が進みません。私が困って、何度も来るようにと言いました。でも「いらない」と言い続けました。「あとで誰かにやってもいいから、表彰が進まないから受け取って」と言っても「いやだ。いらない」と言い張ります。何故、そんなことをしたのでしょうか。家に帰り、家族で問題になったのは言うまでもありません。そうそう、確か第2位は私の父親だったような気がしますが。その場に私の父親もおりました。そうです。当時、私の父親もdouxの会員でした。
この出来事のようなよくわからない弟の行動がつづくことになり、家族として、何故、助け合う事ができなかったのだろうか。何故、あしを引っ張ろうとするのか、そんな疑問がいまだに残っています。
今は、奥さんと娘、そして、残った会員に支えられてがんばっています。「助け合い」の動きが会員の中でもでてきています。そして、その意識が強まりつつあります。douxソフトテニスクラブは、家族参加のクラブで家族によい影響を与えられるように、ということでやっています。これからもこの方針は、変わりません。これは、doux創設以来変わっていないのです。