西野塾の記事を先日 本国に投稿したのは「ビジネス・ウイーク」のロバート・C・ネフ東京支局長である。
「去年の11月から西野塾の取材を始めて、何回か道場に通いましたが、あるとき偶然、弟子の中にセガ・エンタープライズ副社長の入交昭一郎さんがいましてね。入交さんは西野先生にお辞儀をすると、近づいていって手を差し出したんですが、その手が先生に触れないうちに、突然、20メートルくらい吹っ飛んで、壁にぶつかって転がったんです。」と、ネフ氏がその時の異様な光景を語ってくれる。・・・・・・・・・・・
「これは何だと思いましたよ。私は四・五年前、入交さんがホンダの副社長だったときインタビューしたことがあるんですが、その時、この人は非常に普通の人だと思ったものです。だから、入交さんみたいな人がわざとパフオマンスのためにそんなことをするとは思えない。これはだましじゃない、魔術じゃない、何かあるという気がして、もっと調べてみる必要があると思ったのです。
それで、財界人や大学教授、通産省の幹部らにもインタビューしたのだが、いずれも否定的な見解は出てこなかった。
「西野先生にも二回インタビューしたのですが、先生は宗教のリーダーと違って、常識ある普通の人だという気がしました。そんなこんなで、外人の記者にとって、これだけ日本のトップの人たちが、こんな不思議なことを信じているのは面白いと思って、記事にしたのです。」・・・・・・・・・・・
スポーツ界でこの”気のパワー”に注目しているのは、前ヴェルデイ川崎の加藤久早大助教授だ。
「ぼくの修士論文が実はブリージングメソドに関するもので、呼吸法が精神に与える影響を考えてきたのですが、西野流呼吸法ではフィジカルに作用するというので、それで興味をもったのです。」・・・・・・・・
「これは押したり引いたりという力学的なものとは全く違って、体を持っていかれる感じです。へそ下の丹田に”ある力”がグッと入ってきて腹がへっこみ、尻が突き出して、1瞬のうちに飛ばされる。サッカーで鍛えたはずのぼくが必死にこらえても飛ばされてしまう。丹田に物凄く強い風を瞬間的に受ける感じです。」