火星に水存在か

NASAが有力データ

 

米航空宇宙局NASAは22日、火星表面に液体の水が存在することを示す有力データが得られたと発表する。火星の極付近には氷があるが、火星の水は存在しないとされてきた。今後の観測で水の存在が確実になれば、微生物など何らかの生命活動を発見できる可能性が高まる。 

NASAは1997年人工衛星「マーズ・グローバルー・サーベーヤー」の特殊カメラなどで火星表面を観測しており南極に近いクレーター付近で表面の状況が季節的に変化する状況をとらえた。水が地下水から勢いよく流れ出てきているか、表面ぎりぎりのところに、達している公算が大きいという。火星の極付近は氷点下50度を下回る極低温で、少なくとも現在は表面付近に液体の水はないと考えられてきた。一時的に水が解けても大気が薄いため瞬時に宇宙空間に蒸発してしまうとする説が有力だった。

 

日本経済新聞(夕刊)2000年6月22日(木曜)

 

火星に「水」流れた証拠

多数の谷川状地形 地下からしみ出す

なお疑問の声も NASAが正式発表

 

火星の表面に水の流れで削られたとみられる谷川状の地形が多数あることを無人探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーの観測で見つけた、と正式に発表した。発見した谷川状の地形は風の浸食など全く受けておらず「昨日できたばかりかもしれない」という。地下から間欠的に水がしみ出て谷川をつくっているとみられ、NASAは「火星に現在も液体の水が存在することを示唆する証拠」と指摘している。

火星に現在も水があることを示唆する証拠が見つかったのは初めてで、生命が存在する可能性も現実味を帯びてきた。…

 …火星は大気圧が低いため、液体の水はすぐ蒸発する。しかし、NASAは今回の観測から、地下には地球の地下水のように大量の水が隠れていると推定。時々、突発的に地上にしみ出して水の流れををつくり、下流で蒸発するまでに土を削って谷川状の地形をつくり出している、とみている。

生命が誕生するには、液体の水が不可欠と考えられており、火星で水が確認されれば生命存在の可能性を高まる。

 

 静岡新聞(夕刊)平成12年6月23日(金曜日)


宇宙人否定の有力な根拠は惑星に生命の生まれる可能性の希少性にあった。ところがすぐ隣の火星に常時 水があり、生命の存在の可能性があるとするなら、この宇宙とは生物(進化途上の宇宙人)だらけではないか?

(update '00.8.20)

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