「すその in 富士山」





 林立する冬季のタラの木です。時々タラの木が乱獲により少なくなったなどと嘆いている方が居りますが、たぶんその方は月に一、二回程度しか山にはいらないか、車の通れる道のすぐ近くにしか行かないのではないでしょうか。タラの木の繁殖力は大変強いものです。私の知る限りでは、年毎に増えているように思われます。(その理由は推測できますが、敢えてここでは述べません。)


 冬のタラの芽です。寒さをしのぐために堅い皮の中に潜っています。







上の小さな写真に触れてみて下さい。
 右の写真は初夏のものです。タラの木も大きく枝を伸ばしてしまい、採取の時期は終わってしまいます。富士山の、タラの芽の採取時期はやはり五月の連休が終わってから後です。しかし、箱根の山麓は四月半ばから五月上旬に採ることが出来ます。箱根での採取場所は箱根への近道のページに載っているスーパー林道沿いが適しています。採取のこつは車から離れ道のないところへ入り、日の当たるところを丹念に探すことです。慣れてくれば、必ず、スーパーのポリ袋一杯くらいは採れるようになります。