エネルギーの感知 (第115話)

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 ご質問を頂いたので、エネルギーについて書くことにします。最終的にはエネルギーを自在にコントロールできることが目的なのですが、その為にはエネルギーがいまどのような状態にあるかを知ることが必要になります。なぜかというと、身体に流れているエネルギーの存在自体も半信半疑の場合もあるのですから。(要するにまだ知っている状態になっていないということなんです。) 今回はそのエネルギーコントロールを習得する為のスタートラインにどのようにして立つのかという基本的な部分です。

 なぜ基本的な部分しか書かないのかというと、このエネルギーのコントロール自体、私が今取り組んでいる課題のひとつで、まだ進行形なのです。というわけで、まだ何も実感が持てないという人がどのようにしてそれを感じるのかということをテーマとして書きます。

 さて、自分の身体にあるエネルギーをどのように感知するのかということなんですが、私達のような普通の人間の場合、それを直接認識することはなかなか難しいことなんです。しかしエネルギーが身体の中にあることにより身体に微妙な変化がおこり、それを感じることによりエネルギーの状態を知ることが出来るのです。

 いちばんわかり易い例をあげてみます。誰でも長時間寝ていた時、朝起きて腰が痛いと感じたという経験はあると思います。時には本当に腰が悪いというケースもあるのでしょうが、普段とくに痛みなど感じていないのであれば、エネルギーが腰の部分に溜まっているから痛みを感じるのです。寝ている間に身体が外部からエネルギーを吸収して起きたときには腰の部分が(その人にとって)パンパンの状態に成っているのです。エネルギーが多くあるという状態のときは、痛みを感じることは良くある事なんです。

 さて、朝起きたとき腰が痛かったらどうしたら良いのかということなんですが、簡単な呼吸法でエネルギーを上の方に移すことが出来ます。そして痛みが引いていくのを実感したのなら、あなたもそのことを知ったということになります。

 さて、その呼吸法なんですが、息を吸った後で、腰の痛い部分を意識しながら、その痛みを身体の上のほうに上げていくような気分で時間を掛けてゆっくりと吐き出すのです。大事なのは、急がずゆっくりと、そして意識は見えないけれどそんざいしているエネルギーを背骨にそって上に上げていくつもりで吐き出すことが大事なんです。

 もしかすると、腰が痛くなくなったかわりに、胸焼け(胃痛)などすることが在るかも知れません。それでは何にも成らないではないかとは考えないでくださいね。それで大成功なんです。それはエネルギーを腰の部分から胃の部分に上げたということなんですから、もっとやってみましょう。胸が痛くなるところまで言ったら申し分ありません。この場合の胸の痛みは、第4シール(ハートのチャクラ)の活性化の証拠なのですから。(すでに第4シールが活性化している人の場合は痛みは感じないです。)

 これをやるために長時間寝ると言うのは、あまりお勧めしません。長時間寝たからといって必ず腰が痛くなるというわけではないのですから、たまたま腰が痛かったら、チャンスだと思ってやってみてください。

 ちょっと余談気味なのですが、身体は寝ているときにエネルギーを外部(見えない世界)から吸収しています。それは寝ているときの意識レベルに応じたエネルギーを吸収しているのです。たとえば、第1シール(ムラダーラ・チャクラ)のエネルギーをおおく吸収した場合、男の場合だと性欲が強くなって、いわゆる朝立ちという現象がおこります。女性の場合はどうなんでしょうね、私はしりません。

 ちなみに性的な欲求は、第1シールのエネルギーが多いときに起こります。この第1シールの容量の少ない男性は一度の性行為のあとで、エネルギーの枯渇減少が起こります。(その他にもいろいろな理由や現象があるけど) その様なエネルギーの枯渇が起こった場合、それまでの情熱的な態度はどこいったのかというような、まるで人が変ったようにも見えるはずです。これなどはその人が悪いのではないのです。ただその人のエネルギー容量があまり大きく無いということなんです。余談ついでなのですが、「英雄、色を好む」といいますが、それなりに行動力のある人は、エネルギーのストックも多いので、少々のことではエネルギーの枯渇状態には成らないのです。

 話をエネルギーの認知にもどします。なんかムラムラするなど性欲の高まりを感じているときなどは、第1シールにエネルギーが溜まっているということを意味しているのです。それはそういうものなのです。もし何かしらの霊的な体験(たとえば明晰夢を見ることなど)をしたかったらこのエネルギーをそのまま消費してしまうのではなく、上のほうに上げていけば良いと言うことなんです。呼吸法を試すチャンスでもあります。

 各シールなどのエネルギーのポイントには、それぞれ容量があって、その発達の程度はまさに人それぞれなのです。そしてそれらはそのエネルギーを使うことにより徐々に容量を大きくしていくのです。私の体験的な感覚だと、自分自身のすでに持っている容量いっぱいにあるとき、痛みなり、何らかの兆候を感じます。そしてそれらのものを感じているときは、少しずつではあってもその容量が増えているということを意味していて、歓迎すべきことなのです。

 あらためて、各シールごとの身体の兆候を書いて見ます。これはあくまでも私の自分自身の観察の結果なので、人により異なっていることもありえますが、少しは参考になると思います。

 第1シール・性欲が高まる、ムラムラする、眠れない等
 第2シール・腰が痛む、特に寝起きの腰の痛み(本当に腰が悪い場合もあるので判定が難しい)
 第3シール・胃痛がする、胸焼けがする(本当に胃が悪い場合もあるので判定が難しい)
 第4シール・胸が痛む、締め付けられる感じ、急性狭心症の様に感じられる、ここが開いてくると涙がでる、幸せを感じる
 第5シール・喉が痛む、締め付けられる、咳が出る。(これはかなり苦しい)ここが開いてくると開放感を感じる
 第6シール・頭の中央部分に痛みを感じる、鼻の奥のほうに違和感や、乾燥した感じがする、ブーンという音が聞こえる、耳鳴りがする、蓄膿のような症状になることもあるらしい
 第7シール・頭のてっぺんがもぞもぞする、おでこに痛みを感じる、おでこが出っ張っていくような感じがする。後頭部が充血したような感じがする

 頭部にエネルギーが行っている時は、だいたいその部分に痛みを感じるか、充血したような感じがします。それを知らないと高血圧で脳溢血の心配をしてしいそうな感じです。この場合第5シールなのか第6シールなのかの判断はちょっと難しいものがあります。(解釈しだいかな?)

 さて話を原点にもどします。そもそも何でこのエネルギーのコントロールが必要になるのかという問題です。簡単に言ってしまえば、覚醒の為なのです。脳の機能を100%活かすことが覚醒につながるのです。その為にはかなりの量のエネルギーを頭の部分に送ってやらなければ成らないのです。そしてそのエネルギーは同時に現実を創造するためのエネルギーとなるのです。様々な超能力といわれる能力がありますが、どれも脳に充分なエネルギーが無いとその開発が出来ないのです。そしてクンダリーニの覚醒をより確実なものにし、真の覚醒にちかずける為にはこのエネルギーのコントロールは必要不可欠の能力なのです。

 ではエネルギーのコントロールはどのように行えば良いのかという問題です。後で書く、気孔やレイキなどのエネルギーのコントロールも基本は一緒なんです。そしてこの方法についても「神との対話」の中で、ごく簡単ではありますが書いてあるのです。それは文字通り意識によってエネルギーをコントロールするのです。

 まあ考えようによってはエネルギーのコントロールは馬鹿みたいに簡単なことなんです。というのは、人間が注意(意識)を向けた場所にエネルギーが集まるのです。それはそういうものなんです。そしてエネルギーを移動させたいと考えるなら、その注意している部分からだんだん意識の焦点を移動させてやれば良いのです。別な言い方をすれば、気持ちの力でそれをやるんです。この気持ちの力というのは、そういう気分になる、そうなっているつもりというのがスタートなんです。だからエネルギーを動かそうと思ったら、動かしているつもり、動いていると感じることが、実際にそのエネルギーを動かしているということなんです。この部分はかなり重要なところなので良く理解してください。エネルギーは私達が思った(命じた)とおりに動くのです。(これは方法論の基本で、実際は練習が必要です。そして私は今この練習をしているのです。)

 さて呼吸法についてはさっき少し書きました。意識だけでエネルギーをコントロールすることに比べてかなり手っ取り早くエネルギーを上昇させるのが呼吸法なのです。この呼吸法には幾つかバリエーションがあるようですが、まあ基本的な原理は同じようなものだと思います。私の体験した限りでは、ラムサの学校で教えてくれる、「C&E」という呼吸法が、もっとも即効性の在る誰にでも馴染み易いものではないかと思います。やってみればわかりますが、これはかなり強力です。(ビデオをみればだいたいのことはわかります) 基本的には、息を吐くときにエネルギーを背骨にそって上げていくのです。

 さてここまで書いてきたことは、背骨にそったエネルギーラインの話です。それはクンダリーニのエネルギー昇華や覚醒、能力開発に関係があります。基本的にそれらにかなり近いのですが、気孔とかレイキなどの場合は手が重要になります。手のエネルギーをどのように感じるのかということ説明します。

 両手を開いて手のひらが見えるように構えてみてください。そして力を抜きます。また、力を抜いてください。そして、手のひらに関心を向けます。じっと見てもいいし、見なくても全神経をそこに集中するのです。(気孔の場合は手のひらを強くこすり合わせるようです。) そして手のひらに何か感じるか探ってみるのです。さて、どうなったら良いのかというと、何となく暖かくなったような感じがするか、指の指紋があるあたりに、何となくチリチリとした感じがあればオッケーです。それはそこにエネルギーが来ているということを意味しています。その状態であれば指の先や、手のひらに目に見えないエネルギーがきています。手のひらを顔に近づけて熱を感じたりすることもできます。両方の手のひらを近づけたり、放したりして手の感じを観察してみてください。たぶん何かしらかんじることが出来ると思います。

 さてここで重要なことです。多くの人が、何か感じたけど、それは気のせいではないかと思ってしまうんです。その気のせいだと疑ってしまうというのは、ある意味人間の本質的な部分であるのですが、はっきり言ってそれは間違いです。というのは、先ほど書いたように、気のせいというのは、そうなる最初の段階なのです。疑うことによって、それにブレーキをかけてしまうのです。なぜかという説明はちょっと面倒なのですが、簡単に言うと、疑うことにより、それを自分自身の真実(現実)から取り除いてしまうのです。そういう現実を作ってしまうのです。

 この場合、「気のせいであっても大いに結構、そう思えるんだから、そこにエネルギーが存在しているんだ。」と考えなければならないのです。そうすることにより、実際にそこにエネルギーが溜まってくるのです。ある程度まで溜まれば否が応でも認識できるようになるのです。

 さて身体に流れるエネルギーについて、もう少し説明が必要だと思います。個人差はあるものの、普通はどの部分も活性化していると言うわけではありません。少しずつそのエネルギーの通路(チャクラ)を広げていって、その容量(シール)を増やしていくことが必要なんです。人によってはその通路が長いこと使っていなかった為に詰まっているということもあるのです。その様な場合、一度専門家(ヒーラーなど)にエネルギーを通してもらうのが早道なのです。すぐに体感できなくても、それなりに確実に通路は広まっていますから、その後で呼吸法などをやると効果的なのです。

 もうひとつの重要なポイントなのですが、エネルギーの吸収の観点でいうと、意識が「今に在る」という状態が必要になってきます。人間の意識が「今」に無いときには、エネルギーの吸収が出来にくいんです。ですから、エネルギーのコントロールをマスターしたかったら、「今に在る」状態を出来るだけ心がけましょう。今に在るということは、生きている喜びを感じていられるということですから、慣れてきたら止められなくなるような種類のことなんですけどね。(寝ているときは今に在るということなんでしょうね。)

 最後に余談を書いておきます。マスターは性行為は行いません(多分)。彼らはエネルギーをコントロール出来ますから、その気になったら第1シールにエネルギーを持っていき、ものすごく情熱的でタフな性行為も出来るはずなんです。でも逆にエネルギーを上のほうに持っていくことにより、性的には淡白な状態でいることも出来るのです。その様なときには欲求自体も感じないんでしょうね。エネルギーをコントロールすると言うことは、自分自身の基本的な好みもコントロールすると言うことなんです。おそらくもっとすばらしい体験にエネルギーを使っているんでしょうね。まだ私には未知の領域のことなんですが、、、

(2003/12/13)


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