創造システム (第42話)

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 この世界は創造システムにより作られています。私達に創造力があるというのはそのシステムに依頼(指示)を出すことが出来ると言うことです。通常私達にも創造力があるんだという言いかたをするのですが、その様に簡単に言うだけだと多くの人は「何も無いところから物体を作り出すある種の超能力が潜在的にあるんだ」というように勘違いをしてしまうと思います。それだとそんなこと出来るわけないというように思ってしまうでしょう。創造力があるということは、そういうことを言いたいのではないのです。この創造システムのことを出来るだけ的確に理解することは非常に大事なことなので、私が把握している範囲で創造システムの説明をしてみます。それはきっとあなたの役にもたつでしょうし、多くの人が知れば知るほど地球の未来も明るくなるのです。

 時間というものは本当は存在しないのですが、その説明からしていると話がこんがらがってしまいそうなので現状の私たちの時空の時間の概念で説明しようと思います。いずれ創造システムと時間については書こうかと思います。(簡単に言うと私たちの時間は創造システムのフィールドの中にあるのです。ちなみにこの事はこのページを書き始めてからインスピレーションが湧きました。それでいきなり時間についてのなぞが解けたのです。書く前に神様に援助をお願いしているのでそれが効いたのかも)

 さて創造システムとはどんなものかということですが、私たちの時間の概念に合うようにちょっと簡略化して説明してみます。というのは、こういうものは見る位置でかなり見え方が違うので、概念としてこんなものだという理解をしてもらえれば今回は良いとしましょう。まず創造システムの中には宇宙のデータが入っています。この中に時間の座標もあって過去の情報、現在の情報、未来の情報が入っています。

 少し話を横道に逸らせないとならないようです。何故、情報なのかということです。私たちの魂はもちろん、全てのものは派動で出来ています。わかりやすく簡単にして考えて見ます。ラジオやテレビの電波を考えてください。単なる波形ではなくその中に音楽のデータや画面のデータなどが含まれています。同じラジオ局から流れてくる電波でもその時に放送されている曲よって当然のことながら波形が変わっています。電波だというくくり方をすると全て電波であってみんな同じなのですが、そこに乗せられてくる情報によって様々な個性が出てくるのです。この波形の違いが、魂のアイデンティティであったり、物体の存在のデータだったりするのです。

 「全てのものは波動である」というのは、既に多くの人によって説明されています。それは見かたを変えると、「全てのものはデータである」ということも言えてくるのです。とくに創造システムを理解するうえではこの「全てのものはデータである」という考え方で捉えた方がずっと理解し易くなります。

 さて肝心な創造システムの話に戻りましょう。それはどこにあるのかというと、たぶんかなり高次元な場所にあると考えられます。というのは地球の霊界にいる霊魂が6次元まで把握しているようなので、それ以上の次元だと考えられるのです。なぜなら創造システムで作られているのは、前話で書いた相対性の領域全てなのです。ということはそのもの自体は霊魂が把握できる次元以上にあることは間違いないのです。

 そのシステムがいったい何であるかは二通りの可能性が考えられます。一つは集合無意識の一部として「命」が担当している可能性と指導霊のように何かによって作られたものであるという可能性です。まあどちらにせよその働きが問題なので今は良いにしましょう。とりあえずの理解のためには、超高性能な高次元コンピュータがあるのだと考えていても大きな問題はないようです。

 さて、その高次元コンピュータは何をしているのかということです。簡単に言うと「出来事」を作っているのです。世の中で偶然というものはないと良く言います。それは世の中で偶然のように思われるもの、それにもちろんのことながら必然に起ることも全て、この創造システムが作り出しているということでもあるのです。この創造システムにはものすごい調整機能が付いていて、様々な人からのリクエストに見事に応えれるように「出来事」を作っていくのです。そして当然のことながらこのコンピュータにはランダム関数のようなものはないのですから、偶然に何かが起るということは絶対に無いのです。必ず誰かのリクエストか意志が先にあるということなのです。

 言いかたを変えると、創造システムは「因果の果」も作り出していることになります。「因」として何らかのインプットがあるとシステムは「果」を返してくるのです。ちなみに少々余談気味ですが、「因果律」というものは相手に送ったエネルギーが発信元に戻って来ることで、この戻ってきたエネルギーがシステムに対して指令として働くと通常に言われる「カルマの法則」が実現するのです。

 「共時性」と呼ばれているものも、人によりいろいろと解釈が違いますが、ほとんどのケースがこの創造システムの働きで容易に説明することが出来ます。その説明をするのはここの本題ではないので、またの機会にしようかと思いますが、創造システムを理解すれば「共時性」の説明など必要ないような気がします。もしも誰かからリクエストなどあれば、「共時性」についてもっと突っ込んで考えて見ますが。(^^)

 話が少しそれたままなので、戻しましょう。創造システムの最も基本的な機能の一つは、「今」を創造することです。簡単にいえば、創造システムは私達、あるいは私たちの世界に絶えず「今」の情報を送ってきています。私たちはその「今」の情報を受け取って現実として認識しているのです。それは本当に一瞬一瞬のデータを私達に送って来ています。映画のフィルムを考えてください。テレビの画面も同じです。ずっと映っているのではなく細切れの画面が連続して送られてきているのですが、私たちにはまるで絵が動いているように見えます。原理はそれと全く同じです。

 その「今」を何とか測定して、いったいどれくらいのスピードで送られてきているのか調べようと思う人もいるかもしれません。しかし、おそらくそれは無理です。早すぎるからという理由ではなく、送られてくる一瞬一瞬が私たちにとっての時間なのです。ですから時間を時間で測ることになってしまい不可能なのです。おそらく創造システムが何らかの理由で少しの間止まったとしても、その間は私たちの時間は進行しないのです。(結局、時間についてもふれてしまっている)

 創造システムの第一の機能については、理解していただけたでしょうか。この部分の理解だけでも「神との対話」に出てくる不可解な説明のいくつかは理解できると思います。もっと詳しく説明したいような気もするのですが、正直に言うとまだ判らないことがあってこれ以上書きにくいのです。というのはいったいどの程度の「今」のデータを送ってきているのかがはっきりしないのです。たとえば、宇宙という巨大な3次元のスクリーンがあってその全部のデータを送ってきているのか、それともひとりひとりに必要なデータを個別に送ってきているのか、そのどちらも可能性として考えられるのです。(たぶん後者だと思うのですが、もしいつか解ったらかきます。)

 さてそれでは第二の機能について説明しましょう。最初の方で書いたように創造システムは過去のデータも未来のデータも持っています。これは「過去も現在も未来も同時に存在している」ということです。第二の機能はそのデータを書き換えることです。それはおもに私達にとっての未来のデータを書き換えることを意味します。私達からの要望は絶えず創造システムに送られています。もちろんその要請度の高低はあるのですが、私たちの選択、言いかたを変えると思考、言葉(宣言)、行動などが私たちの要望として創造システムに送られるのです。

 私たちが送った要望(多くの場合無意識な思考や行動による)は、創造システムで他の人の要望と調整されます。その結果、双方あるいは多数の要望が矛盾しない「出来事」が用意されます。もちろん未来の予定としてですが、この時点ではまだ確定ではないです。だって途中から別のもっと強い要望があるかもしれないですから、この調整は「今」になってその人にとって確定する直前まで変化し続けます。この「出来事」を作るとき同時に結果も作られます。要するにさっき触れた「因果」のことです。ついでに書いておくと、このときに作成される「出来事」は一つではないようです。いくつかの選択肢が用意されていて、その選択肢のどれを選んだかで本命の「出来事」が確定するようです。

 私たちは、思考や行動などで自分の未来の予定を要請して作り出し、それをまた選択するということで創造を行っているのです。「真実は人の数だけある」というのは、創造システムは個人的な要請で他の人に影響が無いのであれば、その人個人の真実を容易に作成できます。結果的にその人その人でまったく違った「真実」が創造されていくのです。変わったことをいう人がいても、これはその人がおかしいからではなくて、その人にとっては現実に起ったこと(創造したこと)なのです。

 まだ半分くらいしか書いてないような気がするけど、もう夜遅くなったので風呂入って寝ることにします。近いうちに続編として、どのように要請が送られるのか、どのように調整がなされるのかなど、書こうとおもいます。それに時間についてももう少し説明した方が良いかもしれません。創造システムのことを理解してくると時間のことも理解できるようになるとおもいます。

 全ての人が自分で未来を作れることが理解できたなら、もう宗教などいらなくなりますね。宗教に入って他人の未来の創造に使われるのは馬鹿らしい限りです。

(2002/09/13)


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