宇宙の不調和 (第66話)

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 相変わらずスランプが続いています。いくつか原因はわかっているのですが、そのうちの一つについて書こうと思っています。ちなみに前回私の魂のことを彼らと言ったのですが、実はそう言いながらも見方によってはやはり私であると言わざるをえないこともついでに書いておきます。まあ改めてそのことは書くことにします。

 最近のスランプはちょっとひどいものがあって、何をやっても面白くないのです。昔からその傾向はあったのですが、ここへ来て大学時代の5月病で数ヶ月落ち込んでいたころを思い出してしまうほどです。もともと私は操られている事に対して非常に不快感を感じているのですが、最近それがまた強くなって反抗していたのです。そんな私に対して私の魂が示したのは宇宙の一生のことでした。それは後で説明しますがどうやら彼らなりの答えの一つでもあるようなのです。

 昔々といってもまだ私が中学生のころのことなのですが、風邪か何かで高熱を出してひどくうなされたことがあります。その時に見た夢は非常に気味が悪くて、わけわかんない夢でした。その夢のせいで病気が悪化してしまったとも思えるような悪夢だったのですが、どうやらそれも霊的な特別な夢だったようなのです。

 で、その夢の内容なのですが、なかなか言葉では上手く説明出来ないのです。それに覚えているのはきわめて概念的なものだけなので、それを説明してもあまり意味がありません。まあ解りやすく言うと、例のテレパシーのようなものを受け取って、それをその時にイメージしたものに置き換えて私が記憶してうなされていたわけで、私の記憶を説明してもそれではないのです。

 でも最近になってその夢の意味が理解できたのです。これを書いても読んだ人はちょっと信じられないと思うことは充分に承知しているので、信じて欲しいとは言いません、あくまでも私の真実なのですから、あくまでも参考までにというつもりで続きを読んでください。ことわりがきはこの辺にして本題に入ります。私が悪夢の中で見たのは宇宙が発生して、それが収束していくのをその宇宙の外側から見ていたようなのです。

 書きながらあらためて自分でも信じられないような気がしてきたりもしています。まあもしかして私の全くの勘違いだったとしても、それはそれで意味があるでしょうかまわずに続きを書きます。宇宙が発生する前には、均一なエネルギーが実に規則正しく脈打っています。ドッドッドッという感じて全てのものが脈打っているのです。それは私たちの居る空間の中での出来事ではありません。全然別な世界のことなのです。

 あくまでもイメージなのですが、さながら馬鹿でかい模造紙が一定の波動で脈打っているのです。これは宇宙がまだ発生していない均衡状態のことです。今の私ふうに説明すると、巨大なエネルギー場があってそこは非常に調和の取れた波動で存在しているのです。

 さて、突然その模造紙に何かがおこるのです。簡単に言うと調和が乱れるのです。イメージ的には模造紙をくちゃくちゃに丸めてしわだらけになった感じです。しわくちゃになってもその周りの模造紙と繋がっているし同じように波動しているのです。その調和が乱れたことでそこにいろいろなものが発生します。でも次の瞬間、その不調和は周りの調和によって吸収されて気が付くともとに戻ってしまうのです。それがいったいどこにあったのかもわからなくなってしまうのです。しばらくするとまた別なところで調和の乱れが発生しますが、それもすぐ元に戻ってしまいます。

 この調和の乱れが一つの宇宙なのです。巨大な調和したエネルギー場に突然現れた不調和、その不調和の中に発生しているのは、空間と時間なのです。それが私たちが見いてるような一つの宇宙なのです。

 この宇宙の中には永遠と言って良いような時間が存在しているのです。(実際は閉じた時空なので終わりがないけれども永遠ではない) 私たちの宇宙もこのような不調和な歪により瞬間的に発生して、すぐまた消滅していってしまう物なのです。

 説明するとこれで全てで他に説明のしようもないのですが、宇宙の外の外から見ると宇宙は一瞬で消え去っていってしまうものなのです。

 必要ないかも知れませんが補足で説明しますと、私たち生命(いのち)は、宇宙が出来る前の調和の時にも存在しているのです。宇宙が収束してなくなっていってしまっても、また調和の中でもくもくと、ドッドッドッという感じて脈動し続けているのです。

 さてさて私の中の真実としてこのような宇宙像があるのですが、これをもとに思考をしていくと、次のようなことがいえると言うことになります。

 宇宙自体はもともとの不調和であるのですが、より外の原則により宇宙は調和に向かって変化を続けます。この変化を続けると言うのは不調和が不調和のままでいられないと言うことなのですが、その宇宙の中の時間の変化によってそれが起こるのではなく、不調和全てでそれが行われるのです。

 私たちは、私たちの宇宙が未来に向かう時間とともに調和していくと考えがちですが、その宇宙の中には過去も未来もすでにあるのです。その宇宙での全ての時間はその宇宙と言う時空に含まれているのです。言ってみれば、宇宙が出来た当初の未来はやはり不調和なのです。むしろ全ての時代(時間)において、調和に向かって変化が進んでいくのです。過去も調和に向けて変化し続けているということなのです。大事なことは、全ての時間において否が応でも調和に向かって変化していくのは、宇宙の外からの原則であるということです。

 解ってもらえるでしょうか?というよりも、解ってもらえるだけの説明が出来たのだろうかというほうが正しいですね。まあ解る人にはこれ以上の説明は要らないだろうし、そうでない人にはいくら説明しても伝わらないでしょう。

 ついでに書いておきますが、前にも書いたように宇宙は一つではありません。いくつもあります。一つが調和を完了してなくなっても、また宇宙が出てきます。その時が来たら私たちの生命(いのち)は、また次の宇宙を体験するのです。

 逆説的な言い方をすると、この宇宙の中にいる私たち存在は不調和なものであって、その不調和を調和に変える事をずっと続けているとも考えることが出来ちゃったりもします。また同時に調和にむけてのコントロールもされると言うことを意味しているようです。この部分が魂からの答えであるのかとも思ったりするのです。まあどちらにせよ、私たちには理解できない不思議な力が調和に向けて私たちをコントロールしていると考えざるをえません。

 ほっといても、いずれ調和するんだと考えると、うれしいような、やる気をなくすような、変な気分です。ついでに書いておきますが、今日の話は量子論などの宇宙感と矛盾するものではないのです。若干の視点の違いがあるだけでむしろかなり近いものがあるのです。

(2003/02/06)


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