シルバーバーチから神との対話へ (第68話)

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 やっとトンネルをひとつ抜け出ました。なかなか解らなかったのですがやっと私の魂の言いたいことが理解できました。今、涙を流しながらこれを書いています。知らない間にどうやら少し後戻りをしてしまっていたようです。とりあえず書き始めたのですが、まだ整理ができていません。いきあたりばったりで書くことにします。

 最近シルバーバーチの霊訓の関係の書物を何冊か読みました。シルバーバーチの霊訓は非常にわかりやすくあちらの世界のことを書いています。今の私にとってほとんどのものがすんなり読めてしまって何か懐かしさまで感じてしまうくらいだったのですが、それと同時に今のスピリチュアルな人たちの中でまるでシルバーバーチ教にでも入っているのではないかと思える人たちのことが疑問にも思えたのです。

 別にシルバーバーチのことを悪く言ったり攻撃したりするつもりはないのですが、しかしシルバーバーチ教の信者と私とは視点が違うと言うことを改めて認識したのです。それと同時に「神との対話」に対する批判のわけもわかりました。簡単に言ってしまうとシルバーバーチは結果的に人間によってすでに宗教化されてしまっていて、それを信望するあまり「神との対話」をほとんど理解できなくなってしまっていると言うことです。

 わかりやすく説明すると、シルバーバーチは地球の霊界の視点にたってものを見ています。そして神との対話はそれよりももっと広い視点から見た物を説明しているのです。もちろんそれは視点の違いであってシルバーバーチの言っていることが正しくないと言うのではありません。かなり信用できるし、じっさいいろいろと参考になることが書かれています。ただそこに書かれていることは私たちのレベルを幼稚園としたときに、小学校か中学くらいのことを言っているのです。それに比べて「神との対話」は大学レベルの視点から見たことを幼稚園レベルでも何とか解るかも知れないという言い方で説明しているのです。

 じっさい「神との対話」の中で地球の霊界の問題点を指摘しているのではないかと思える部分もあるのですが、それのエッセンスの最も重要な部分をいえば、私たちは自由であるという事です。愛は自由であるといっています。それはカルマと言うものに対する考え方に現れてきます。いままでも何回か書いてはいるのですが地球の霊界はカルマという制度を作り出して、それを因果率に上乗せして人間に課していました。その結果、過ちを冒した人間はその償いの為に後の現世での人生で否定的なカルマを解消しなければならなかったのです。これは「神様からの贈り物(第32話)」で私が学んだことなのです。

 宇宙もそしてその上の世界も全てある種の法則により支配されています。それは因果律ということが多いのですが、原因があるから結果がある、そしてその結果がまた原因になるということです。その絶対的な法則はどうしても覆すことは出来ません。上のレベルから見ると全てのことが林檎が気から落ちるのと同じように当然の結果として起きるのです。しかしカルマの制度はその因果律とは別に意図的に作られていたのです。これはどうやら地球独特の制度のようです。地球以外からのメッセージにはその様なものは全く入っていません。(もちろんこの制度は霊魂の成長の為に良かれと思って作られた制度でそれなりに効果を挙げたのですが。)

 さてシルバーバーチの視点はこの地球の霊界の視点に立って書かれているのです。それはつい最近までの地球(霊界)ではは全く正しいことでした。ところがこのカルマの制度は成長に時間が掛かると言うことで廃止になりました。もともとカルマと言う制度が善意ではあっても魂を制限するものであったのですから、このような制度は調和に向かって進歩しているのであるのならば当然いつかはなくなるべきものなのです。まあ地球の霊界も進歩しているということです。

 シルバーバーチの霊訓がされたのが20世紀の前半であったことを考えるとその点でごく一部なのですが実情に合わなくなってきているということなのです。これは非常に微妙なことなのですが私たちの生き方にも影響を与えます。そしてもっと大きな影響を与えるのは私たちが死んであの世に行った後のことです。私たちは今までより自由になったのです。

 但し、とても重要なことなのですが、もし貴方が自らの魂の成長を願うのであるなら、シルバーバーチは良い先生になります。「神との対話」より身近な霊的な生き方について説明されていますから大いに参考になります。言ってみれば私たちが次のステップに行く為の参考書のようなものです。もし世の中の構造の根本を知りたかったら「神との対話」が良いです。この視点が最も高いところから書かれていると思います。ただ正直言って「神との対話」をある程度以上に理解することはかなり大変かもしれません。とくにシルバーバーチが最高だと思い込んでいる人たちには、余分な障害が出来てしまっています。それははたから見るとおおくの宗教と同じ道をすでに進み始めてしまっているのですから。シルバーバーチだけ読んでいれば良いとか、それ以上のものは無いと考えていることが宗教化している証拠なのです。

 さて、もう少し話を続けましょう。カルマというものは運命と言うもので人間(魂)を制限する制度でもあるのですが、それは結果的に地球の健全な成長を阻害してしまったのです。それは原子爆弾という他の世界にも悪影響を及ぼすようなものをコントロールすることも出来なかったと言うことなのです。そのため何度かの原子爆弾の爆発によって地球(の宇宙)以外の宇宙にも悪影響を及ぼすことに成ってしまいました。その為多くの地球以外から様々な干渉や援助が必要になったのです。最近カルマの制度が廃止になったのは紛れも無く地球以外の宇宙からの援助によりなし得たものなのです。まあ行ってみれば、地球の霊界自体が因果律によって地球以外の干渉と援助を引き起こしたのですから、これは受け入れざるを得ないでしょう。地球に生活する人間(霊魂)にとってはありがたいことです。

 ついでに書くと、地球の霊界側から見た人は「神との対話」のことを、宇宙の浮遊霊が書いたと批判しています。地球霊界以外の干渉であるという意味だけで捉えるとその様に言いたくなるのでしょう、いろいろな部分で地球霊界の常識を超えたものが書かれているのですから。でもその指摘は間違いだとおもいます。シルバーバーチよりもはるかに広い視点に立って書かれているのですから、それこそ大霊(創造主)が書いたのだと考えるのが私にとっては自然なことなのです。

 「神との対話」を批判する人は、霊の成長レベル(周波数)が違うとコンタクトできないはずであるから、人間が最も高いレベルの大霊(創造主)とコンタクトが取れるはずが無いと考えています。それは大霊(創造主)にとって失礼な考え方です。神は最高のレベル以上の霊なのですから、それこそ我々にコンタクトとろうと思ってそれが出来ないわけはないのです。

 今、ガイアアセンションという壮大なプログラムが進行しつつあります。簡単に言ってしまうと、今までのままの地球のままでは、外の宇宙にも迷惑をかけてしまうので、地球自体が霊的にワンランクステップアップしようという事です。そのために地球以外の生命(意識体)から様々な援助を受けています。もちろんあくまでも地球のことなのですから、最終的な選択、決定権は地球にいる霊魂にあるのですが、地球より遥かに進んだ宇宙からの援助ですからそれを拒否することは無いでしょう。もしそれを拒否するしたら、あまりにもレベルが低いことになってしまいます。なにしろ彼らも今地球に住んでいないと言う事だけの違いで同じ生命(いのち)なのですから。

 もともと霊界も現世の成長に合わせて成長していくものなので、現世の人間のレベルの低さを考えると、地球の霊界のレベルについてもちょっと不安もあったりしますが、まあそれは取り越し苦労でしょう。

(2003/03/22)


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