自己紹介 (第82話)

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 ひさびさに悲しみの涙を流してしまいました。それというのも私が何ものであるのか、どういう存在であるのかをはっきりと認識したからです。それにともなって幾つかの謎の答えもわかりました。そんなわけなのであらためて自己紹介をしようかと思います。それによって私が何故このようなページを作っていたのか、何を一番言いたいのかがわかると思います。

 なぜ自分を知って悲しかったのかということは少しおいといて、先にたわいのないことから書きます。

 私はつい先日、誕生日をむかえて48歳になりました。男です。ただ精神的なエネルギーとしては多分に女性的な要素が強いらしくて、ある人が言うには、9対1の割合で女性だっていってました。だからと言って別におかまというわけではありません。あくまでもエネルギーのタイプの問題です。

 思考的には、左脳派でわりと理屈っぽく考える方です。とは言ってもこれは霊的な精神社会での基準で、世の中でよくあるバランスのチェックなどでは、両方バランスよく働いていると出ます。これは今の世の中全体の平均がかなり左脳中心なのだということです。あらためて言い直すと、私は今の標準的な基準ではどちらにも偏らずごく平均的なのですが、実はこの私の状態は霊的なレベルではかなり左脳が強く働いていると言うことになるのです。(私のページを読んでも左脳だけの人には理解できないと言うことでもあります。)

 霊的な能力に関しては、はっきり言ってあまりありません。もちろん世の中の標準と比べればかなり勘は強い方だとは思うのですが、通常の霊能者が持っているような能力に関してはごく些細なものしか持っていないのです。あえて言えば、占いを使ってチャネリングが出来るのですが、これもある事情で半分封印してあるような状態でなのです。

 さてここからが本題です。私が何ものであるのか、なぜそれが悲しかったのか、それを書きます。ただ確認をしておかなければ成らないことがあります。真実は人それぞれに異なっております。これから書くことは現時点ではあくまでも私ひとりの真実なのです。この真実をこれを読んだ人がそれぞれの真実として共有するかどうかはあくまでも個人ごとの判断によります。これは私が書くことを信じるかどうかという事とは似ているようでちょっと異なります。これは私の物語なのです。私としてはひとりでも多くの人に少しでも良いから私の真実と同じ部分を共有していただきたいと思っています。

 私はもう長いこと地球で輪廻転生を繰り返しています。正直に言うとうんざりするくらい地球での人生を繰り返しているのです。それでもこの地球から抜け出すことが出来ないでいました。いったい何故でしょうか。輪廻転生自体は本来それぞれの自由意志で行われます。ただ地球の霊界と呼ばれるところから外に出る事が出来なかったのです。他に行くところが無いのでいやおうなしにまた地上に生まれてこざるを得なかったのです。

 私は過去生で宗教家をしていました。その為信心はかなり厚い方だったと思います。というか信心が厚かった為に宗教家をやっていたと言うほうが正しいと思うのです。そんな私がなぜ地球の霊界から外に出れなかったのでしょうか、もちろん未熟であった為だと考える人もいると思います。何故かというと、宗教などでその様に教えられていますから、もちろん地球の霊界からもその様に行ってきます。でもそれはちょっと違うのです。地球の霊界から外に脱出するにはもっと別な要素があるのです。

 うまく説明しにくいので、単刀直入に説明します。私は過去において、誤った神を信仰していたのです。その誤った神を信仰していた為に、その神々の場(精神監獄(第74話)で説明しました)から抜け出せなかったのです。その神々とは今まで何回か「宗教の神」という言い方で書いてあるのですが、それは何教とか、どの宗派とか言うのではなく、地球の人々が長年にわたって積み重ねられた誤った信仰によって作られた宗教的な霊団によって構成されています。スピリチュアルという言葉を使っている人たちも、実はこの霊団の指導下に入っているケースも多いのです。この霊団が地球の霊界という巨大な精神監獄を創造してしまっているのです。

 ここであえて私は「誤った神々」と書いたわけなのですが、もちろんこれは私の正邪の基準にあわせての言葉です。実際、個人個人で言えば何を信じていてもかまわないのですし、それについて私が文句を言うわけにも行かないのかもしれません。ただこの地球の霊団にははっきりと間違った点もあります。それは人々(霊魂たち)を思いのままにコントロールしようと言う、本来の生命(いのち)は自由な存在であるという原則を踏みにじろうとしているのです。その点を考えると私たちには高級霊に見えていたとしても、実はあまり高級な霊団では無いということになります。

 私はその霊団の信者でした。それももしかしたらある程度のレベルまで行っていたかもしれません。というのは私がバースビションとして彼らの意図した仕事をもって生まれてきたのですから。それも霊界という精神監獄からの脱出(通常解脱といいます)を褒美としてちらつかせられながらなんですけど。

 彼らが私にやらせたかったこと、それはアリキューカ(第26話)で書いた内容で、これは強制的な輪廻転生のシステムを裏づけさせる為の物だったのです。この仕事は一見すると価値が有るようにも見えるのですが、実は人々をコントロールする為の道具でもあるのです。私が何度問いかけても彼らは仕事の真の目的は私には言いませんでした。基本的にはお前は指示された事をやっていれば良い、そうすればすばらしい将来を約束しようというのがその答えだったのです。(確かに人々を癒す仕事でありその点ではすばらしい将来だといえるのです)

 そんなおり、私は「神との対話」を読んだのです。そこには痛快さと驚きがありました。私が感じていた本当の世界が書いてあったのです。もし貴方ならどちらを選択しますか?一方は「お前は指示された事をやっていれば良い、そうすればすばらしい将来を約束しよう」という神々、そして一方はとても広い視点に立ち、現在の地球の状況や問題点を冷静に指摘して、「それは貴方たちの力で何とかしなさい。その力は与えてある。」という神様なのです。

 今になって思うのは「神との対話」を読んだとき、私の意識だけでなく私の魂が反応していたようです。というか、当時の私にはこの状況を正確に理解するだけの知識が無かったのです。それこそ何となく違いがある、どっちが正しいのか?と感じるのが精一杯でした。それでもそのあと選択を迫られ私の精神は追い込まれていきました。私の決断の時期が来ていたのです。結局わたしは「神との対話」を選択したのです。それが神様からの贈り物 (第32話)の出来事なのです。

 不思議なもので「神との対話」を選択した後、徐々にその本に書いてある事をいろいろと体験する事が出来るようになったのです。今ではかなりの部分が理解できるようになりました。実際にいろいろな事がおこるのですが、まあそういうものは自分で体験しないと意味が無いのでここで詳しく書くことはしませんが、今は「神との対話」の神は、正真正銘の神であることを信じています。

 現在の私は「宗教の神々」との接触は避けています。もともとその能力はあまり高くないので、易占いやカード、共時性などのコミュニケーションであったのですが、意図的にそれは止めました。あらためて書きますが、これらはチャネリングといって、チャンネルを合わせることでコミュニケーションをとる方法なのです。この能力の高い人はテレパシーで話すことも出来ます。(もともとこの能力は誰でも持っています。第六感というのは無意識にこれが働いたときにおこります。) 現在は私はもっぱら自分自身にチャンネルを合わせています。これによって自分の魂とコミュニケーションが出来るのです。

 まあ言ってみれば、現在の私は霊的に見たらおそらく孤立しています。まあ地球の霊界の霊団から見たら私は「裏切り者」に見えているかもしれません。先日さりげなくメッセージが来ていると感じて調べてみたら、裏切り者という言葉が出てきたのです。このメッセージが私以外の霊魂からのものなのか、私の魂からのものなのかあまりにもささやかなメッセージだったので判断は付いていません。(ついでに書いておくと、この裏切り者というメッセージには悪意は全く感じなかったことは補足しておきます。)

 もちろん今の私を援助してくれる存在もいると思うし、今までも何度も助けられているのを感じてはいるのですが、なにぶん私自身が外部に対して少々心を閉ざしているので、今の孤独な感じは仕方がありません。ただそのおかげで本物の神様を感じていられるのかもしれません。本物の神様はチャネリングという手法ではなく別な形でメッセージを送ってくれますから、メッセージを受け取るときチャンネルを合わせる必要は無いのです。なにしろ自分の心の奥にいるのですから、いろいろな形でメッセージが送れるのです。その点は他の神々のコミュニケーションとは違うと感じています。

 ついでに書いておくと、私のチャネリングの能力が低いのはこの場合かなり有利に働いています。もし直接「宗教の神々」とコミュニケーション取れたなら、ちょっと怖くて逆らえないかもしれません。というかもし目の前に現れたら、なかなかそれと違った意見は持てないものです。

 その後、ガイアアセンションということを知りました。もちろん偶然にそれを知ったというのではなく、導かれてなのですが、そこで私の物語の別の側面からの意味を見たのです。というか知らないうちに私はアセンションの一部に関与していたという方が正しいのかも知れません。21世紀に入って地球の進歩は新しい局面をむかえています。その過程において地球上でのパラダイムの変換が行われます。別な言い方をすると、地球が進歩して、地球を指導してきた神々の交代が行われているのです。言ってみれば、子供が余りに幼かったために、「あれをしてはいけない、これこれをしなさい。」という指示を出す神々が、「もう自分で考えなさい。自分の力で歩き出しなさい。」という神にバトンタッチをしているということなのです。これが出来ないと地球はいつまでたっても霊的には原始時代のままなのです。

 自己紹介のつもりで書き始めて、かなり脱線してしまいました。もともと私のこの「魂の部屋」はある意味では私の自己紹介みたいなものなのでまあいいにしてもらいましょう。話をもどします。

 あらためて書きます。私は地球から逃げ出したいと思いながら、信じる神が特殊だった為に、地球の霊界という「精神監獄」から抜け出せないでいた存在だったのです。これは地球人の多くに当てはまった現象なのです。今は正しき神(シルバーバーチの言う大霊)に対して信心を持っています。もちろんこれは「神との対話」の神のことです。

 私が悲しくて悔し涙を流したのは、結局自分の力で精神監獄から抜け出すことが出来なかったということなのです。

 こんな私が今在ること、そしてその選択の中で最高のバージョンを選ぶとしたら、このことを多くの人に知らせ、私と同じように地球というごく狭い領域に閉じ込められてしまっていた多くの人たちに、すでに扉は開いているよ、今までと違った新しい考え方が出来るんだよ、とうったえることなのです。これはむしろ霊的にある程度成長した人たちを対象にしています。霊的成長がまだまだの人たちにとっては全く関係の無い世界のことなのですから。

 私の意見なのですが、神々に対する信仰は止めましょう。それがいくら優れた存在であっても、信仰する必要はありません。もちろん仲間として付き合うのなら問題はありません。もし信仰するのなら正しき神のみを信仰しましょう。それは貴方の中にいる神なのです。自分自身の声を頼るしか方法は無いのです。

 もしどの神が正しいのか分からなかったら、神というものを正しく理解できていないのなら、信仰などしないほうが良いのです。自分自身を信じていればいいのです。ただ漠然とよくわからないで神を信じていると、精神監獄から抜け出せなくなってしまうのです。

 最後に、私は地球から逃げ出したいと思っています。でも、今までさんざん地球で生活をしてきているので、地球のすばらしさも良く知っているつもりです。

 そして私は地球の人たちを愛しています。

(2003/05/15)


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