神の思考 (第91話)

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 いきなり余談ですが、もしかしたら私のページも徐々に難解になってきているかも知れません。やさしく書くつもりでいても内容が通常の考え方だと理解しにくい可能性もあるのです。もう少し正確に言うと、理解できてもそれを受け入れられるかどうかということが問題なのですが、まあこのページはあくまでも私の成長の記録とともに私のワークブックなのですから、もし貴方の意見が私の意見と違っていても全く問題はありません。今の時点(成長の途中)の私はこのように考えているよということで読んでください。(他のページもそうなんですが、私にとっては真実であっても貴方の真実ではない可能性もあるのですから)

 思考と言うものは物の存在の根源ではなく、意識が活動した結果のアウトプット(出力)です。そしてこの思考は全ての創造の基本になっています。

 さて、私たちが自分を自分だと認識するのは自分自身の思考によってなのです。「存在(第87話)」で書いた「われ思う、ゆえにわれ在り」も思考をベースにして自分を他者と区別しているのです。私たちの本質は意識であるけれど、それをそのまま認識するのは簡単な様でいて、なかなか厄介なことのように思えます。

 私がいろいろと考えて、気づきに至るわけなのですが、それは私の魂が覚えていたことを思い出している(言葉に翻訳している)という行為なのです。そのもとになった記憶とは、自分自身の中の神である精霊が宇宙の思考の流れの中から、自分にあった物を引き出して来て、それを魂が記憶しているのです。

 分り易くいうと、全ての思考はひとつの流れのように、全ての場所に降り注いでいるのです。それには全ての生命(いのち)の思考が入っているのです。その中にはいろいろな時空での存在のデータも含まれているのです。

 たとえば私たちが自分の部屋にいるとします。私たちが部屋を認識しようとして見回すとどのようなことが起こるのでしょう。そこに物があるという情報を、精霊(スピリット)が「全ての思考の流れ」の中から引っ張り出してきます。そうすることで今の現実が再創造されるのです。その再創造された現実を私たちの脳が変換して、そして部屋の中の状態を意識の中に再現しているのです。(普通の人にはちよっと解り難いかな、分らなくても気にしないでね。)

 私たちが直感的に何かひらめいた時、それは宇宙の思考の流れの中から、自分に必要なアイデアや解決策を拾い上げたときなのです。これは心を開いている人は無意識で行っていることなのです。言い方を変えると、直感やひらめきは全ての宇宙の思考から別けてもらっているということで、神から受け取っていると言っても間違いではないのです。

 ちなみに占い師の人で、過去生が見れるとか、未来の予想が見れると言う場合もやはりこの同じ「全ての思考の流れ」の中から情報を引っ張ってきているのです。(誰でも程度の差こそあれやっているのですが)

 私たちが何か考えた時、あるいは考えたと思っているとき、実は「全ての思考」から考えを持ってきているのです。私たちの個人個人の思考は実は「全ての思考」の一部でもあるのです。また、全ての人の考えたことは、「全ての思考の流れ」に返される事により他の人の思考の手助けにもなるのです。結局のところ思考は「全ての思考」というひとつの思考しかないのです。もちろんこの「全ての思考」を別な言い方ですると「神の思考」と言うことに成るのです。

 さてここで疑問が出てくると思います。「私は貴方と考えていることは違うよ。」「皆が同じ考えでいることなど無いのに。」というようなものだと思います。その説明が今回の目玉です。(笑)

 「全ての思考の流れ」は膨大なデータなのです。(それは神聖なる今の全てのものとして存在しているんです。) その量は貴方が創造できる量を遥かに超えている、要するに想像出来ないくらい多くのデータがあるのです。その膨大なデータには周波数に相当するものがあるのです。ラジオの電波がいろいろな周波数で送られて来ることを考えてみてください。ラジオの番組を見たい人はそのラジオ局の周波数にラジオをセットすることによって番組を選んでいます。というか周波数を合わせないと聞こえないのですが。それと同じことが「全ての思考の流れ」からデータを読み取ってくるときに当てはまるのです。

 たとえば意識が生存本能の振り回されてしまっているような場合、その周波数は高いレベルではなく、低いレベルにセットされていると言うことになります。ついでに書いておきますが、霊界云々とかカルマがどうとか考えるのは周波数的には高くは無いのです。「神との対話」や「ラムサ」の本は高いのですが、「シルバーバーチ」はそれほど高くないのです。(これは事実の指摘です。)

 要するに私たちが全て別々な思考をしているのは、自ら選んだ周波数に限定して思考を読み込んでいる上に、自分に都合の悪いデータは途中でカットしてしまう為に個人差が出てしまうのです。(その為に世の中馬鹿ばっかという現象になるのです)

 まあ結局のところ、全ての思考はひとつであり、それが神の思考なのです。それがONENESS、「全てはひとつのもの」と言うことの重要な側面なのです。そして私たち個人個人の志向は神の思考の中から、自分に都合のいいところだけ持ってきているのです。(神は全てのものですから、良い悪いの判断はしません。)

(2003/06/18)


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