精霊 (第92話)

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 ラムサの本を読むことにより、いろいろな事がつながりました。読む前からこのページを書くことによって、6割以上は理解していたのですが、ところどころ欠けていたところがあったのです。それがラムサの本により補完されて、今知りうることのほとんどは知ることが出来ました。あとはそれを実際に体験して自分の中で真実にすることが次のステップになってきました。(もともと書いたことは私の真実なのですが) この欠けていた部分とは「神との対話」にも書いてあるのですが、私には理解できなかったことという意味でもあります。

 その中でかなり基本的なことである「精霊」について書きます。簡単に言うと、精霊とは神の子供です。神が自己を認識し拡大する為に、自分自身を別けてそれが沢山に分裂したもの、要するに生命(いのち)なのです。

 と言うことは、精霊とは神々の意識でもあり、私たちの潜在意識でもあるのです。ようするに私たちの内なる神とは精霊のことなのです。で、この内なる神たる精霊はもともと神の一部であり、それと同じ能力を持っています。神との違いはどこにいるかと言うことだけなのです。

 私たち個人の精霊(スピリット)は、あくまでも私たち個人個人をベースにして存在しています。その意味で神と若干の違いが出てくるのです。私たちの意識が拡大して(覚醒して)私たちの精霊の守備範囲が広がってくると、それは全てのものである聖なる神と同じものになるのです。

 ヨガなどで、内なる神(アートマン)を知り、外なる神(ブラーマン)をしり、そのうちなる神のさらなる拡大によって、その二つがひとつである状態に成ること、それをサマージとよぶようです。これは言い方を変えると、私たちの精霊が拡大して行き、聖なる神と同じものになるということなのです。

 私たちは自らの精霊が在ることによって、神なのです。もちろん全ての人に精霊が宿っていますから、(そうでなければ生きていけない) 全ての人の本質は神であるということなのです。

 ここまでのところは、ある意味当たり前のことだと感じている人も多いと思います。ここで確認しておきたいのは、精霊と言うものの意味なのです。というか私たちと精霊の関係と言った方がいいのかな?それを説明します。

 私たちの精霊は普段何をしているのかということなのですが、実は私たち個人個人それぞれの世界を作っているのです。説明が難しいのですが、貴方の見ているこの地球は貴方の意識の中にあって、それは精霊が瞬間ごとに創造しているのです。この創造は前話で書いた「全ての思考の流れ」からデータを引っ張ってきていますから、周りの人と同じ世界にいるように見えるのです。そして通常私たちはそれを同じ世界にいると認識していますから、結局は実質的に同じ世界にいると言うことになるのです。(理解が大変かも^^;) これを感情的に理解して自分自身の真実に出来たとき、「天上天下、唯我独尊」という境地になるのです。

 さて私たちから見た個人個人の精霊はどのように見えるでしょうか。言葉で言えば潜在意識とか超意識とかに成るのでしょうが、もっと基本的なことをいうと、精霊とは私たちの内なる神であり、自我やエゴを取り除いた純粋なる自分自身と言うことになるのです。

 魂のと関係について書いておかなければなりません。精霊は魂の中にあるという人と、精霊の中に魂があるという人と両方あるようです。ちなみにラムサでは後者、「神との対話」では場所についてはふれていません。まあ、それがどこにあってもそれほど大きな問題は無いと思いますし、大体こういうものはあると思ったところに感じられたりするものですから、位置は勝手に想像してください。(笑)

 むしろ重要なのは精霊と魂の役割の違いの方でしょう。前にふれたこともあると思いますが、魂は想いや感情、そして体験により獲得した叡智の保存庫です。これは基本的に過去をとらえておく為の器官なのです。一方精霊は神の子であり、今の創造者なのです。貴方の今を作り続けているのです。

 魂が過去で、精霊が今だとしたら、未来はどこが担当しているのでしょう。それは私たちの意識の担当なのです。どのような未来を呼んでくるのか、どのような未来を選ぶのかは、現在の私たちの意識によって決まってきます。これについてはまたもう少し詳しくあらためて書くことにしますが、今の貴方の現実は全て貴方の意識が原因に成っているということはこのことからも言えるのです。

 私たちの精霊とは、私たちのハイアーセルフと言うことなのです。ハイアーセルフと一体化することが、私たちが神の記憶を取り戻し、真の自由を手にすると言うことなのです。ハイアーであってもあくまでもセルフであることを忘れてはなりません。

 ちなみに、精霊でも人間のような生物を経験したことのないものもいます。それらは天使とよばれるわけで、彼らはこちらの社会を体験したことが無い為に、人間を経験しなければわからない様なことは良く知らないのです。(もし彼らが偉そうなことをいったとしても)多くの場合、本当は私たちのほうがより多くの経験と叡智を持っているのです。

(今まで私は精霊についていまいちはっきりと理解できなかったので、魂と精霊を一緒にして「魂」と読んでいました。古い文章を読む場合はこのことを承知しておいてください。)

(2003/06/22)


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