合唱組曲『浜北』より                 
         北浜の大カヤノキ
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1 ぼくらの町 北浜の大カヤノキは
  日本一古いカヤノキなんだ
  もしかして秀吉が もしかして家康が
  この木の下を 駆け抜けたかもしれない
  大空をつかむように 伸びる枝を
  見てるとどこまでも 夢が広がる

 2 ぼくらの町 北浜の大カヤノキは
  多くの涙がしみこんでいる
  天竜の洪水で 数々の戦争で
  大切な人を 奪い取られた悲しみ
  すべてをただやさしく 見つめながら
  静かに静かに たたずんでいる

 3 ぼくらの町 北浜の大カヤノキは
  未来に向かって伸び続けている
  どこまでもやさしく どこまでも力強く
  これからもずっと 見守ってくれるはずさ
  そしていつの日にか この町も
  温かな愛で 満ちあふれるだろう

  ぼくらの町 北浜の大カヤノキは
  日本一古いカヤノキなんだ