浜名湖周辺
 天竜川を渡って最初の駅が西鹿島駅です。
ここでは地元の人に赤電と呼ばれて親しまれている遠州鉄道に接続しており、浜松方面に向かう方はここで乗り換えです。遠州鉄道は本数が多いため乗り換えは容易で、浜松まで30分程で行けます。
西鹿島を出ると、植木と柿で有名な浜北市に入ります。緑花木センターは観光ルートにもなっていて、ご存じの方も多いでしょう。浜北の柿は次郎柿で、10月下旬から露地物が出荷されます。浜北市内の駅は2つだけで、あっと言う間に浜松市に入ります。浜松市は人口55万人の都市ですが、天浜線が走るのは郊外の都田町です。ここには、浜松市のテーマパーク「フルーツパーク」が平成8年10月1日からオープンし、歩いて5分のところに新駅もできました。
沿線の観光
  • 浜名湖ビ−ル
    遠州鉄道に乗り換えて芝本駅にて降車。歩いて10分ほどの所にあり、常時4〜5種類ほどの地ビ−ルを作っています。
  • ぶどう刈り
    ぶどうはピオ−ネ、8月から9月上旬くらいまで。
    このあたりは梨もうまいですね。
気賀駅から新所原まで

都田を出ると天浜線は一路浜名湖へ。引佐町、細江町、三ヶ日町としばらくは浜名湖畔を走ります。
晩秋から新春に訪れれば右手にみかん畑、左手には浜名湖が一望できるでしょう。湖西市に入ると浜名湖から離れ湖西市街を走り、天浜線の旅は新所原駅で終わります。

新所原駅はJR駅に接続しています。新幹線を利用する方は豊橋までは3駅、浜松駅までは6駅です。
沿線情報を早足で紹介してきました。静岡県を通る際には、多少(だいぶん)遠回りにはなりますが、
ぜひ天浜線に乗ってみて下さい。