'02.2.23 静岡県天竜市二俣町にあるショッピングセンター「テピア」に本田宗一郎の記念展示会があり行ってきました。
今は浜松に住んでいますが、僕は宗一郎の生家から2キロと離れていないところで生まれ育ちましたから、言ってみれば同郷の大先輩であります。
こんな人はもう出てこないのではないかと思われる偉大な「世界のホンダ」。経営手腕だけでなくエンジニアとしても尊敬に値する工業人です。
今は四輪車で食っているホンダですが、その原点は言うまでもなく二輪車にあります。ホンダの時代を遡る旅にお付き合い下さい・・・。1950年代のカブF。ホンダの原点はこのポンポンであると言っても過言ではないでしょう。外観は自転車です。ペダルありますし。白いのはガソリンタンクで薄っぺらい水筒のような代物です。 後ろから。偶然ここで合った僕の叔父さん(元ホンダ浜松の工場長!!)が「俺はこれに乗って学校通ってたんだ」と言ってました。いいのか?(笑)上の方にペダルが見えますね。 ドリームスーパースポーツCB72。1961年製の本格ロードスポーツ。ホンダの歴史を語る上で外せない名車です。叔父さんはこのバイクに乗って転倒、大怪我をして担ぎ込まれた入院先の病院で看護婦だった叔母さんと知りあったそーです(笑)。バイクが取り持つ縁って本当にあるんだな〜(笑) ドリームスーパースポーツCL72。スクランブラーの先駆けですね。CB72のオフロード版ですがCLの方が高剛性フレームを与えられています。銀色のタンクに赤いフレームとスイングアーム、2連パンチングマフラー(筒抜けだそうです・・・)など、今見てもカッコイイこのバイク。僕はこのバイクが見たくてここに来ました。 CL92。こちらもスクランブラーとして名高い。アップで写したのはそのフレームを見て欲しかったから。今から40年も昔のバイクですがダブルクレイドルフレームである点に注目。ノートンのフェザーベッドフレームのような美しい造形にため息が出ます。展示車はシートがくたびれているのが残念ですが、部品は全てオリジナルのものが付けられているそうです。 こちらは70年代に入って4気筒の時代になります。CB400FOUR、いわゆる「ヨンフォア」。僕はこのバイクが大好きです。5角形の赤いタンク、砂型製空冷エンジンの造形、右側に斜めに出ていくエキゾーストパイプがとても美しい。カワサキのZ系が男らしい造形であると形容するなら、ヨンフォアは華奢な大和撫子のようだと思います。このバイクもそうですがホンダ車はOHCヘッドが美しい。DOHCとは別の造形美があります。 90年代、世の中バブルで絶好調の時に限定発売されたNR750。NSXのバイク版といえばいいでしょうか。カーボンカウルにマグネシウムエンジン、パブリーな妄想を具現化するとこうなるという感じです。フェラーリレッドがそれを強調していますね?大嫌いなバイクです(ぉ しかし、NRの最も特徴的である点は紹介しなければ・・・。 エンジンのカットモデル。楕円ピストンに8バルブはホンダの夢を形にしたという意味で評価しなければなりますまい。かつてレーサーNRで培われながら製品化されなかった最後の技術でした。結果としてあまり意味がないとされ気の毒な扱いを受けていますが僕は年々大排気量化していき且つスリムさが求められる4ストモトクロッサーにこそ楕円ピストンが必要だと思います。 現行モデルGL1800。ホンダが誇る超豪華クルーザー、ゴールドウイング。水平対向1800ccエンジン(!)を搭載し、CDやエアコンまで完備する、ある意味オートバイの頂点に君臨するモデル。ただ、日本にはこんなの乗り回す所がありません(^_^;;あと転んだら一人では起こすことができません(笑) エスカルゴという浜松ホンダ社内で結成するプライベートチームのRC45。昨年の鈴鹿8耐を走ったバイクです。スーパーバイクレースでは長いことホンダが圧倒的な強さを誇ってきましたが最近は各メーカーが打倒ホンダを掲げて強力なマシンを仕上げてきています。 同じくRC45。僕の世代ですと、RC30というVFR750の限定市販車が当時圧倒的人気で僕も憧れの的でしたが、それの現行版といったところ。なおこの車両価格は600万円だそうです。(本当はもっとかかっているはず)中央のパイプは何かというと、転倒したときにバイクを守るガードの役割を果たします。 RC45の横にASIMOが!でも実はコレ、ビニールでできた風船なんです(笑)ASIMOと手を繋いでにっこりしているのはウチの息子です。このあとASIMOの1/10スケール可動人形を買ってきましたが大変良くできてマス!これが1000円は安い。 VTR SP-1000。Vツインスーパースポーツです。RC45が4気筒スーパーバイクなら、VTRはNSR500V(ツイン)の4スト版というべきでしょうか。このバイクはシャープエッジとの表現がふさわしいほどのキレと癖のあるバイクで、ホンダらしからぬ鋭さを持っているところが好感が持てます(?)