レース終了後


11日(土) 行き 12日(日) 帰り
11:18 静岡発新幹線こだま 15:50 無料バス乗車&出発
11:45 三島駅到着 16:20 バスSW場外退出
11:55 無料バス乗車 17:30 三島駅着
13:00 富士SW到着 17:48 三島発新幹線ひかり
18:10 静岡駅着
レース終了直後の一コーナーアウト側と
インフィールドとの人の合流地点。
この人込みがスピードウェイプラザを
通過しP31のバス乗場に着く頃には整然と
2列縦隊になり、待ち時間なしでバスに乗れました。まるで、工場でのラインに入る小さな部品のように、スルスルと知らぬ間にバスに乗ってしまいました。
そして何千台というバスの退出方法が、
「1本しか道が無いのなら、最初から最後まで一列なら渋滞は起きない」と言う考え方です。
これがゲートを1ヶ所しかオープンさせていなかった理由です。
車は一方通行にし、歩行者の流れをコントロールし、むやみな横断や、はみ出しなど、バスの通行の妨げにならないように、歩道と車道は柵で完全分離してありました。
これらの対策が見事に機能して、バスは列車のごとく一列縦隊で246号までノンストップで走り切りました。
もう、お見事!と言うしかありません。
いろいろな分野のエキスパートが、
関わっているんだろうな〜と感じました。
「プロジェクト X」の番組が出来そうです・・・
30年以上、いろいろなサーキットへ行きましたが、渋滞無しで帰って来たのは初めてです。もうビックリ!!!
6時に静岡駅に居るなんてあり得ないでしょう!
10月11日(土曜日)
三島駅
今年は三島駅発着のT・MルートのD席チケットです。
決勝だけの観戦予定でしたが、今日は地元のお祭りで店はガラガラ!
「今から出れば予選のQ3には間に合うかも?」と考えたら、居ても立っても居られず、
10時過ぎに家を飛び出してしまいました。
三島まで新幹線で行き、三島駅北口でチケット・チェックをして無料バスに乗車。
この時間からSWに向かう人は少なく、空いていました。私の前には外国人の夫婦が一組だけで、私が乗るとスタッフが、運転手さんに「では、出発して下さい」・・・ 「えぇ〜!本当に!」って感じで、3人だけで出発!
気分イイような・・申し訳無いような・・・
渋滞も無く、1時間ほどで到着しました。
バスが西ゲートに入る時、気付いたのですが、ゲートは10ヶ所位有るのに、開けていたのは1ヶ所だけでした。「なぜ?」と思ったのですが、その理由は帰りに解かりました。
これが渋滞対策の肝だったのです!
「今年は去年と何かちがうぞ!?」と言う感じはありましたが、この時点ではまだ運営を、
全面的には信用していませんでした。
何はともあれ、予選開始1時間前に到着し、安心したら、朝から何も食べてない事に気付き、焼きそばを買いました。
写真は「スピードウェイプラザ」の食事売店に並ぶ人々。今年は価格も適正価格になり、
メニューも増え良かったですね。
土曜日・午後は雨上がり。
昨年、私が言った雨宿りテントが、売店の後に今年は出現しました。
食事や荷物の整理など、こういう場所は必要です。
トヨタ式カイゼンの跡がいたる所にありました。
帰りは、16:00頃SWを出て、17:00には三島駅に到着しました。
宿泊は三島駅前の昭○館です。
開催20日前になり、ツアー分なのか何なのか、満室だったホテルの部屋が、突然何部屋か開放されました。そこへタイミングよく入り込めたのです。
夕食は駅前の「みしまや」のカツ丼を食べました。美味しかったです。
少しずつ富士での観戦環境が整いつつあります。
P31 駐車場 モビリタ
P31モビリタ AM6:00 朝焼け
朝4時に起きて、三島駅5:00の始発無料
バスでSWに向かいました。
バスは満席でしたが、今日もまた渋滞無しで
6:00には到着しました。
正味乗車時間は50分位だと思います。
スタッフも礼儀正しく「昨年とは本当に、
ちがうかも・・・」という感覚が出てきました。
早朝から続々とバスを降りてくる観客。
今年のバス輸送システムは、シャトル方式
ではなく、留め置き方式の為、駐車場には、いろいろな会社のバスが何千台と並ぶ事となります。
単純計算でも2,700台以上になります・・・
メインスタンド
今日は、富士山もしっかり顔を
出しています。
朝日を浴びる箱根の山々。
31年前の富士F1で、シュラフにくるまって
見た夜明けの光景を思い出しました。
今も昔も変わらぬ美しさです。
富士に限らずサーキットの朝は、ピーンと張り詰めた緊張感あり大好きです。
初めてグランドスタンドまで来ました。
昨年は雨で、ここまで来ませんでした。
今回が始めての見学です。
う〜ム!立派!すごく綺麗で昔の面影は
全然有りませんね・・・
名称も「グラスタ」ではなく「メインスタンド」と言うらしいです・・・
ゲートの名称も変わり、旧メインゲートは
サブゲート扱いに格下げされ「西ゲート」に。
旧サブゲートが、メインゲートの「東ゲート」と変更になったそうです。
オールドファンにはややこしいです・・・

以前は食べ物屋さんがずらりと並んでいた
メインスタンドの裏。
名物・古志路のカツ丼、食べたいな〜!
定番の焼きそばや、凄く硬いラーメンなど、
決して誉められたものではないのですが、何故か雰囲気も含め忘れられない味ですね・・・
そう言えば77年のF1の時は、この一角に
レースで使ったパーツを売るジャンク屋が
あり、タイヤやメーターなど売っていました。
そこには、大ファンだった桑島正美のクラッシュしたパーツも有り(物は何か忘れましたが)高校生の私が「コレいくら?」と聞くと
「いくらなら買う?」と若い兄ちゃんが言うので、当時持ってる全財産を言ったと思いますが「それじゃダメだ!桑島が命掛けたんだからナ・・・」と言う会話をした憶えがあります。 しかし、その兄ちゃんも自分が命掛けた訳じゃないんだから、高校生相手にそんなに欲張らなくてもネ〜・・・
それが買えなかったので前のページに掲載した「BS日本GPのキャップ」と「パンフ」を買ったのでした。
さまざまな思い出の詰まったグラスタ裏でした。
綺麗になったスタンド裏に立ち、ふと昔を思い出しました。
新生富士に来て昔を思い出すようでは、
親父丸出しでダメですね・・・

今は反対側に飲食店や土産物屋が並んでいます。種類もたくさん有り、目移りしてしまいます。多分、味もグレードアップしているはずです。みんな美味しそうです。
しかし残念ながら古志路は見つけられませんでした。
F1ビレッジ
AM6:20 朝日が眩しいF1ビレッジ
早朝なのまだ空いています。
富士山とF1ビレッジ
カンガルーTVのレンタルブース
TOYOTA ブース
HONDA ブース
Ferrari ブース
McLaren Mercedesブース
Mercedes-Benz SLR Mclaren
F1と並んで展示されていても、
一歩も引けを取らないSLR。
さすがです!
皆さん良くご存知で!
朝のビレッジで一番の人込みはここでした。
知る人ぞ知る・・・無く子も黙る・・?
「THE REDBULLETiN」印刷テント。
GP期間中、毎日発行され世界中で愛されている無料冊子です。英語版ですが、写真やイラストも多く見るだけでも楽しい内容です。F1好きには何よりのお土産です。
1コーナー D席
今年はフェラーリをはじめいろいろな旗が
堂々とたなびいていました。
しかし、鈴鹿のように旗がコースを一周するような光景ではありません・・・
まだまだです・・・これからですね・・・
D席20列111番から見た眺め。
良席です。
昨年より、1ブロックストレート寄りです。
昨年、大問題になったC席が見えます。
ここからだと、あまり変化が解かりませんが、今年は問題無かったようですね。
E席・コカコーラ進入まで見れます。
大型ビジョンも昨年よりは大きくなって
いましたが、まだチョット小さいかな〜。
レース
ドライバーズ・パレード
フォーメーション・ラップ開始!
いよいよレースのはじまり・・・始まり〜!
スタート後の混乱やオーバーテークなど
見所満載のおいしい席でした。
2008 F1 ROUND. 16 日本GP
富士スピードウェイ 2008/10/11〜12
10月12日(日曜日)

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バスが西ゲートを出て、レース村を過ぎた辺りの民家の前で、
バスに向かって、一生懸命に手を振る女の子とお母さんを見ました。
思わず振り返しましたが、何故かジィ〜んときました。
あのお母さんは、きっと昨年の惨状を目の前で見て、少しでもいい思い出になるようにと、
おもてなしの気持ちから手を振っていたのだと思います。
通り過ぎるほんの何秒かで、このように感じさせる何かがあの親子には有りました。
三島駅では、無料バスを降りたらスタッフの人達が「ありがとうございました」と挨拶してくれました。
思わず「完璧!」と答えたらニコッとしてくれました。
昨年はこの笑顔がスタッフにも観客にも有りませんでした。
今年はサーキット・スタッフだけではなく、バスの運転手さんや、先の親子のように、
街全体が一つのものに向かって一生懸命でした。
それが昨年の大失敗を糧に、今年成功した大きな理由だと思います。
今年は、全ての面で大満足のGPでした。
これを続けていけば、鈴鹿にも負けない立派な日本GPになると思います。
再来年も行くゾ〜!!って、来年の鈴鹿も行くけど・・・