はやし浩司

神経症
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子どもの神経症診断

はやし浩司

あなたのお子さんの「心」を、診断してみませんか。
                            
方法は簡単……思い当たる症状に丸をつけてみてください。
                                     
                   
【このテストでわかること】

 心だって、風邪をひきます。ごくふつうのお子さんが、ごくふつうのご家庭で、ある日突然、心
の風邪をひくということも珍しくありません。その一つが、子どもの神経症です。心が何らかの
原因で変調すると、その症状は、さまざまな「様子」となって外に現れてきます。その様子をて
がかりに、お子さんの心の状態を診断してみようというのが、このテストです。
                                                        
    
【診断のし方】 該当する項目に、(○)をつけてください。あとで、その欄にある点数を合計しま
す。
   ●複数項目あるときは、一つでも該当すれば、(○)をつけます。
   ●症状があっても、「軽い……」と判断されるときは、点数を2で割ってください。
   ●今、症状が出ているときには(A)欄に、以前にその症状があったときには(B)欄に  
  (○)をつけます。 

  お子さんに見られる症状 (A)今、そういう症状が見られる                   
    (B)以前にそういう症状が見られた  

                チェックシートは、必要な方に、お分けしています。
                          一度、お問い合わせください。

(A) (B)
食事・睡眠・
言語の問題
過食、拒食、異食、偏食             
好き嫌い、小食、食事がのろい         
不眠、悪夢、早朝起床、寝言、うわごと     
夜驚症、夢中遊行(ねぼけ)                         
就寝拒否、寝る前のぐずり、夜泣き               
緘黙(外の世界では無言)                           
自閉傾向(心の疎通ができない)                  
吃音(どもり)、失語症、あがり症 
2点
1
1
3
1
3
3
2
1点
1
1
2
1
2
2
1
習慣の問題 指しゃぶり、爪かみ、髪いじり
歯ぎしり、唇なめ、つば吐き                     
ものをなめる、鼻ほじり、ものいじり              
固着(特定のものをいつも持っている)         
潔癖症(手洗いグセ)                               
疑惑症(臭いかぎ)                                  
自慰、異物挿入、肛門刺激、早熟 
1
1
1
1
2
2
2
1
1
1
1
1
1
1
感情・行動の問題
かんしゃく発作、激怒                        
不安発作、ぐずり、恐怖症、嫉妬深い         
抑うつ(ふさぎこみ)、取り越し苦労               
拒否症、嫌悪症、分離不安                        
対人恐怖症、人見知り、内弁慶外幽霊          
高所恐怖症、閉所恐怖症                           
赤面恐怖症、赤面症、声を震わす               
生活習慣がだらしない、無秩序                    
強迫傾向、取り乱し、混乱しやすい                
無表情、しかめっ面、無感動                       
涙もろい、ため息、すぐ泣く         
赤ちゃんがえり、下の子いじめ      
反抗、盗み、乱暴、暴力、火遊び      
破壊的行為、残虐性、いじめ        
動物虐待、いじわる、仲間はずれ     
虚言、妄想、うそつき、言い逃れ       
収集グセ、特定物へのこだわり       
家出、帰宅拒否、行動拒否           
散らかし、無頓着、無気力、無関心     
かみつき、凶暴行為、野獣的行為      
緩慢行動(動作が鈍い)           
怠学、不登校、引きこもり、燃え尽き     
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
1
2
2
2
2
2
2
2
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2
2
3
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
2
身体の問題 自家中毒(慢性的な嘔吐)、腹痛、便秘  
興奮すると心拍増加、呼吸異常    
ぜん息、仮性ぜん息      
心因性のじんましん、アレルギー    
チック、貧乏ゆすり           
夜尿、遺尿、頻尿          
慢性的な頭痛、下痢、筋肉痛      
排尿、排便障害、トイレが長い       
口臭、口乾(水をよく求める)    
慢性的な眼病、ものもらい          
脱毛症、円形脱毛症    
慢性的な原因不明の発熱        
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
3
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1


                                                     
   
注意(比較的症状が重いと判断される項目については、点数を大きくしました。)
あなたのお子さんの年齢 満(   )歳(   )か月  性別( 男 ・ 女 ) (     年   
 月調査) 

(A)今、出ている症状の合計   (B)以前にあった症状の合計     総合計点
            点                 点                   点
 調査協力 
  浜松市有玉小学校・南庄内幼稚園・大阪市育和学園幼稚園・中日文化センター(母親教室)の皆さん、
計男子78名、女子57名   
           調査責任者  はやし浩司(ひろし) 
     
【テストの結果はいかがでしたか】

●診断結果で得られた点数(A、Bと、総合点)が、あなたのお子さんの点数です。下のグラフ
で、あなたのお子さんの年齢のところに、その点数を置いてみてください。点数が高ければ高
いほど(平均値を上回れば上回るほど)、あなたのお子さんの心には、何らかのキズがついて
いる可能性があります。どうかご注意ください。



   少しグラフが見にくいかもしれませんが、上(白線)から、AとBの合計点
                          中央ライン 現在(A)の合計点
                           下(破線)、以前あった症状の合計点(B)です。
                           縦軸……上から、9〜0点
                           横軸……左から、2歳、5歳、8歳です。
         全体として合計点が、7〜8点以内であれば、それほど問題がないとみます。
         問題のあるお子さんの場合、得点が、10点以上になるなど、極端に点数が高くなります。 

注意(ここに表示したのは、あくまでも平均点です。従って、平均と比べて、どうだというような判断をしてください。)


【子どもの神経症について】

心理的な要因が原因で、精神的、身体的な面で起こる機能的障害を、神経症といいます。子
どもの神経症は、精神面、身体面、行動面の三つの分野に分けて考えます。

(1)精神面の神経症……精神面で起こる神経症には、恐怖症(ものごとを恐れる)、強迫症状
(周囲の者には理解できないものに対して、おののく、こわがる)、不安症状(理由もなく悩
む)、抑うつ感(ふさぎこむ)など。混乱してわけのわからないことを言ってグズグズしたり、反対
に大声をあげて、突発的に叫んだり、暴れたりすることもあります。

(2)身体面の神経症……夜驚症、夜尿症、頻尿症(頻繁にトイレへ行く)、睡眠障害(寝ない、
早朝起床、寝言)、嘔吐、下痢、便秘、発熱、喘息、頭痛、腹痛、チック、遺尿(その意識がな
いまま漏らす)など。一般的には精神面での神経症に先立って、身体面での神経症が起こるこ
とが多く、身体面での神経症を黄信号ととらえて警戒します。

(3)行動面の神経症……神経症が慢性化したりすると、さまざまな不適応症状となって行動面
に現われてきます。不登校もその一つですが、その前の段階として、無気力、怠学、無関心、
無感動、食欲不振、引きこもり、拒食などが断続的に起こるようになります。パンツ一枚で出歩
くなど、生活習慣がだらしなくなることもあります。
こうした神経症が現われると、親は、子どもを包む家庭環境を猛省しなければなりません。た
いてい親は、その原因を外の世界に求め、「いじめが原因だ」「先生の指導が悪い」などと言っ
たりしますが、まず反省すべきは、家庭環境です。子どもの側から見て、神経質な環境(こまご
ま言う)、威圧的な環境(ガミガミ言う)、過干渉的な環境(上から何でも押しつける)、過関心的
な環境(気が抜けない)になっていないかを反省します。子どもが家の中で、のんびりと、くつろ
げるような状態を大切にします。今回の診断テストで、高得点だった人ほど、注意してくださ
い。
                                                        
                                     
【今回のテストについて……】 比較的多かった項目を、多い順に並べてみると、次のようにな
りました。

   (小食、食事がのろい)    ……48%(48%の方が、丸をつけました)
   (ものをなめる、鼻をほじる、ものいじり)……31%
   (指しゃぶり、爪かみ、髪いじり)    ……26%
   (涙もろい、ため息、すぐ泣く)     ……24%
   (過食、拒食、異食、偏食)       ……19%
   (不眠、悪夢、早朝起床、寝言、うわ言) ……15%
   (心因性のじんましん、アレルギー)   …… 9%
   (不安発作、ぐずり、恐怖症、嫉妬)   …… 9%  
   (かんしゃく発作、激怒)        …… 8% 
   (夜尿、遺尿、頻尿)          …… 8%
   (虚言、妄想、うそつき、言い逃れ)   …… 6%
   (赤ちゃんがえり、下の子いじめ)    …… 5%



【チェック・シート】

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