はやし浩司

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はやし浩司

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2002年3月発売
「子育てストレスが子どもをつぶす!」
リヨン社・四六判並製・1300円+税
3月4日(2002年)全国の書店で販売開始!





ご本、読ませていただきました。これまで、ホームページや
メールマガジンで読ませていただいたものの集大成という感じで、
これまで、気に入った項目や日々心に留めておかなくては・・・と
思う項目は、プリントアウトしていた私にとっては、とても嬉しい
一冊になりました。装丁もとても柔らかい雰囲気で素敵ですね。
なのに、中身は、結構辛口。子育て真っ最中の親にとっては、
まっすぐに斬り込んでこられるような感じがしました。'子育て'が
テーマなのですが、自分の生い立ちと合わせて、見ないように
してきた自己の内面と向き合う勇気を問われている気分になり
ました。先生のご本を初めて読まれる方には、かなり今までの
自分の子育てや価値観を根底から揺すぶられると思います。

全て、先生の実体験でお書きになられた本ゆえの説得力を前に、
今まで少なからず自分を支えていた、面子や世間体、プライドと
いったモノが役に立たないばかりか、子育ての障害や足かせに
なってしまう・・・という事実を突きつけられて、それを受け入れ、
自分の子育てに反映させるまでには、親としては、見えざる様々
な葛藤や自問自答を経なければならないような気がします。

一見、自分とは無縁に見える本の中の親御さんですが、'我が子'
という特殊なファクターを通すと、誰しも他人事ではない狂気の
ようなモノが、自分にもあることを感じてしまうのです。
 子育ては、親になった日から、絶え間なく子供の成長と共に、
日々変化し続けて、ポーズもリセットもできませんが、子供の非を
責める前に、先生に、静かに、親としての資質を問われているよう
です。ちょうど、普段子供見ている場所と全く違う位置に連れて行って
は、必ずしも親が考えているデコラティブな装飾がいっぱいついた
'我が子の幸せ'ではなく、もっとシンプルで当たり前のことだと 
いうことを気づかせてくれます。

(静岡市 NYさんより、読者)

林様:

「子育てストレスが子どもをつぶす」というご本お送り下さいまして有難うございました。 丁度山口県の宇部に所用があり、途中の機中とホテルですっかり読みました。 なかなかよく書けている本と拝見いたしました。 売れるのではないでしょうか。 沢山の例が挙がっていますし、終りまで読み続けれたのはよい本の証拠でもあります。

ご苦労様でしたし、お祝い申し上げます。 誉めるだけではいけないので、何か言わなければいけないとしたら、何を言いましょうか。 強いて言えば、言葉のトリックとでも言いましょうか、例えば「過保護」はいけない。 勿論その字からしてよいはずはないですね。 「甘えるのも大切だ」結構ですよね。 一つ一つの言葉から主張が導かれるのですが、下手をすると「言葉の話術」になる恐れはないでしょうか。 本当の話は別としながら似た内容を言葉の表現で区別しているのではないかと訝ることもありました。 何かうまくいえませんが、貴方なら解って下さるかなと思い敢えて書きました。 でも兎に角いい本ですよ。

(鎌倉市 KT氏より、大学教授)

きょうは「子育てストレスが子どもをつぶす」の本を贈っていただきありがとうござ
いました。早速帰りの電車の中で読み始めました。私はぱらぱら見ていて、興味のあ
るところから読み始めます。(物語は別ですが。)歴史小説の本も、自分が知ってい
る出来事から読み始めます。せっかちなのでしょうか。ま、それはそれとして、いま
家庭とは家族とはときかれたらどう答えるかということに悩んでいます。この本の中
の家庭は「体を休め、疲れた心を癒す安らぎの場」とありました。なるほどと思いま
した。確かに追い詰められている子どもは増加しているし、追い詰める親も・・・。

でも、今、行政では、家庭の教育力の回復とか向上という側面に着目しています。
「家庭とはしつけをするところでもある。」という側面を少し強調してきているので
す。それは最近の青少年の異常とも言える問題行動や規範意識の低下などから出てき
た家庭論です。結局ははやし先生のこの本の中での厳しさと甘えがバランスよく備わ
ることが大切だと思います。私も来年度の事業の細部についていろいろと考えている
のですが、あまりに多様化している家庭についての教育について行政ができることに
少々疑問を感じている日々を送っています。

このタイトルの子育てストレスや虐待についてのことも今文部科学省ではかなり重要視しています。縦割り行政で考えれば、それは母子保健部局で行なうこと、なのでしょうが、そんなことは言ってられません。文部科学省でも妊娠期の講座をはじめたくらいですから。今、家庭教育に関する問題は山積みです。また、はやし先生のアドバイスをうかがいたいと思います。「子育てアドバイザ−」素敵な響きですね。ともかく本をありがとうございました。課内にも供覧したいと考えています。今後ともよろしくお願いします。

(岐阜市 UMさんより、教育関係者)




ギョッと驚く、こんな子ども!
アッと驚く、こんな子育て!
今どきの子どもがわかる、
子育てがわかる、
無数の親と子の体験から生まれた、
まともな、まともな子育て論!


前書き

はじめに

子どもがわかんナ〜イ、
子育てがわかんナ〜イ……と
悩んでいるあなたのための、「わかる本」! 
それが、この本です。
ためしにどの項目でもよいですから、
一つだけ読んでみてください。
あなたはこの本が、今までの育児書とは、
内容も深さも、まったく違うことを知るでしょう。
そうです!
この本は、「はやし浩司の育児論」というよりは、
私の目の前を通り過ぎた、無数の親と子の
知恵と経験をまとめた本だからです。
さあ、あなたもこの本を読んで、
あなたの子どもを変えてみませんか!
あなたの子育てを変えてみませんか!
おかしな時代のまともな、まともな子育て論! 
では、始まり、始まり……!


内容見本
 子どもの心が燃え尽きるとき   

●「助けてほしい」 
  
 ある夜遅く、突然、電話がかかってきた。受話器を取ると、相手の母親はこう言った。「先生、助けてほしい。うちの息子(高二)が、勉強しなくなってしまった。家庭教師でも何でもいいから、してほしい」と。浜松市内でも一番と目されている進学校のA高校のばあい、一年生で、一クラス中、二〜三人。二年生で、五〜六人が、燃え尽き症候群に襲われているという(B教師談)。一クラス四〇名だから、一〇%以上の子どもが、燃え尽きているということになる。この数を多いとみるか、少ないとみるか?

●燃え尽きる子ども
 原因の第一は、家庭教育の失敗。「勉強しろ、勉強しろ」と追いたてられた子どもが、やっとのことで目的を果たしたとたん、燃え尽きることが多い。気が弱くなる、ふさぎ込む、意欲の減退、朝起きられない、自責の念が強くなる、自信がなくなるなどの症状のほか、それが進むと、強い虚脱感と疲労感を訴えるようになる。概してまじめで、従順な子どもほど、そうなりやすい。で、一度そうなると、その症状は数年単位で推移する。脳の機能そのものが変調する。ほとんどの親は、ことの深刻さに気づかない。気づかないまま、次の無理をする。これが悪循環となって、症状はさらに悪化する。その母親は、「このままではうちの子は、大学へ進学できなくなってしまう」と泣き崩れていたが、その程度ですめば、まだよいほうだ。

●原因は家庭、そして親
 親の過関心と過干渉がその背景にあるが、さらにその原因はと言えば、親自身の不安神経症などがある。親が自分で不安になるのは、親の勝手だが、その不安をそのまま子どもにぶつけてしまう。「今、勉強しなければ、うちの子はダメになってしまう!」と。そして子どもに対して、しすぎるほどしてしまう。ある母親は、毎晩、子ども(中三男子)に、つきっきりで勉強を教えた。いや、教えるというよりは、ガミガミ、キリキリと、子どもを叱り続けた。子どもは子どもで、高校へ行けなくなるという恐怖から、それに従った。が、それにも限界がある。言われたことはしたが、効果はゼロ。だから母親は、ますますあせった。あとでその母親は、こう述懐する。「無理をしているという思いはありました。が、すべて子どものためだと信じ、目的の高校へ入れば、それで万事解決すると思っていました。子どもも私に感謝してくれると思っていました」と。

●休養を大切に
 教育は失敗してみて、はじめて失敗だったと気づく。その前の段階で、私のような立場の者が、あれこれとアドバイスをしてもムダ。中には、「他人の子どものことだから、何とでも言えますよ」と、怒ってしまった親もいる。私が、「進学はあきらめたほうがよい」と言ったときのことだ。そして無理に無理を重ねる。が、さらに親というのは、身勝手なものだ。子どもがそういう状態になっても、たいていの親は自分の非を認めない。「先生の指導が悪い」とか、「学校が合っていない」とか言いだす。「わかっていたら、どうしてもっとしっかりと、アドバイスしてくれなかったのだ」と、私に食ってかかってきた父親もいた。
 一度こうした症状を示したら、休息と休養に心がける。「高校くらい出ておかないと」式の脅しや、「がんばればできる」式の励ましは禁物。今よりも症状を悪化させないことだけを考えながら、一にがまん、二にがまん。あとは静かに「子どものやる気」が回復するのを待つ。

ほか、60編


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ださい。(見本では、「子育て診断費用」となっていますが、ここに本の名前を書いてくだされば結構で
す。)。

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