≪HR通信≫
第13号
2002/7/12

友だちって何だろう?


今週、大きな台風が来て、その翌日には青空の下、気温がぐんぐん上がり、真夏のような一日となりました。みなさんのところは、台風による被害はなかったでしょうか?
さて、明日・あさって、静岡県の教員採用試験が行なわれます。それを受験しに、名古屋から私の友人(♂)が来ます。友人とは言っても、私より10歳近く年上で、教師としての経験も豊富な方です(かつては小学校の先生をしていたそうです)。以前、名古屋の高校で講師をしていた時に、彼と知り合いました。
彼は、私と同じ社会科を教え、授業も面白く、生徒からもたいへん信頼されていました。大学を出たばかりの私は、それを羨望のまなざしで見ていました。そして、彼から教育についていろいろな話を聞き、考え、いろいろと勉強させてもらいました。また、彼はダメなものはダメと適切に批判をしてくれます。私にとって、大きな影響をあたえてくれた、数少ない友人の一人です。
ある日、テレビを見ていると、将棋のCMがやっていました。そのCMで、
「一緒にいるだけで『友だち』といえるのでしょうか?」

とアナウンスしていました(だから将棋をやろうという内容のCM)。もっと言えば、ケータイの番号を交換しただけで「友だち」といえるのでしょうか?

「一緒にいるから」「話が合うから」「考え方が同じだから」だけではなく、お互いによい方向で影響しあい、ダメなものはダメ、悪いことは悪いとキチンと批判をしてくれるのが、本当の「友だち」ではないでしょうか?数は少なくていいけれど、そんな「友だち」をこの高校時代に見つけてほしいと思います。

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11日から夏の交通安全県民運動がはじまりました。記事は静岡市の話ですが、「赤切符の違反高校生は少年事件として家庭裁判所に書類送検され、保護者と共に出向いて注意を受けることになる」とあります。清水市は昨年から高校生の検挙に乗り出しています。特にテストも終わり、夏休みに向けて気持ちが緩みがちなので、ご注意を!