≪HR通信≫
第15号
2002/9/6

歯医者にて


長い長い夏休みも終わって、1週間ほどがたちました。そろそろ学校生活への「復帰」はできたでしょうか?2学期には山の村や文化祭、さらには各種資格試験などが行なわれます。よいスタートをきるためにも、夏休み気分を早くふきとばしましょう。
さて、夏休み前、私は清工の近くにある歯医者に行ってきました。予防のためです。待合室には、私のほかにもう一人、年配の男性の方がいました。すると、その方は「私は清工の1期生です」と話し掛けてきました。そして、今の清工のようすなど(卒業生として気になるんでしょうね)、あれこれと話していると、
「いや〜、高校時代は何で勉強するのか分からなかったけれども、今になってようやく分かってきましたよ。工業以外の科目も大事だねぇ」
そんなことを言っていました。
ここで勉強の目的について書くつもりはありません。でも、日本の科学者は国際的な研究者の集まりの場で、専門の話はできるものの、それ以外の話はできない。外国の科学者は、例えばシェークスピアについて大いに語るという話を聞いたことがあります。
専門教科の学習はもちろん重要です。しかし高校生の時にはそれだけではなく、幅広い教養を身につけてほしいと思います。専門的な学習はやろうと思えば、いつでもできるのです。さまざまな学習ができるのは、今だけですよ。
もうしばらくしたら、学習にはもってこいの季節となります。
最後になりましたが、保護者のみなさまへ。夏の暑い時期に、お忙しいところ保護者面談のために来校してくださり、誠にありがとうございました。この場を借りて、お礼申し上げます。

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