今週の火曜日、大きなニュースが入ってきました。小柴昌俊東京大学名誉教授がノーベル物理学賞を受賞したというニュースです。小柴さんの研究の内容は、私にはよく分かりませんが、日本人としては3年連続のノーベル賞受賞です。株価下落などの暗いニュースがつづく中で、久しぶりに明るいニュースを聞いたような気がします。 |
小柴さんは8日夜のインタビューで次のようなことを言っていました。 |
「東大物理学科をビリで卒業した者を教授にまで育ててもらって東大に大変感謝している。さらに夢みたいな実験をサポートし、予算を取ってくれた。先生や同僚、教え子ら、素晴らしい人たちに巡り合えたのが、幸運だった」 |
2002年10月9日付け『毎日新聞』より |
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つまり、小柴さんはまわりの環境と素晴らしい人との巡り合えたおかげで、ノーベル賞を受賞できたのだ、と言っています。 |
22日から「山の村」に行きます。前にも言いましたが、マンガ等の本、トランプ等のゲームの類などを持っていくことを、厳禁します。これらのことは、何も「山の村」に行かなくてもできるからです。「山の村」では、日常とは違う環境の中で、クラスの仲間と協力し合ったり、語り合ったりすることによって、普段の「顔」とは一味違った一面(素晴らしいところ)に巡り合ってほしいのです。 |
一人で本(マンガであることが多い)を読む、一人でCDを聴く、一人でケータイの画面に向かう、そんな姿は「富士山麓・山の村」には似合わないでしょ? |
追記。いつもは木曜日にHR通信の原稿を書くのですが、珍しく水曜日に書いていたところ、この日にも田中耕一さんがノーベル化学賞を受賞したというニュースが飛び込んできました。40代という若さでの受賞に、驚きました。また、同じ会社に同姓同名の方が3名もいるということにも、私は驚きました。 |