≪A1・HR通信≫
第21号
2002/11/1

食事から家庭のしつけを透かす


久しぶりの『ルネサンス』の発行です。中間テストが終わり、先週は「富士山麓・山の村」に行きました。「日常」から離れ、自然の中で仲間とともに生活したことによって、いろいろなことが学べたのではないでしょうか?積極的に手伝ってくれた人、細かなところまで気がついて作業してくれた人などなど、そのような人がいたことが私はたいへん嬉しかったです。このようなことを「日常」に戻ってからもできるといいですね。
気になったことを、1つだけ記します。それは食事のことです。
大部分の人が行儀よく食べていましたが、行儀の悪い人も少なくありませんでした。振り返ってみてください。
私の家では母が厳しく(九州の鹿児島育ちだから?)、幼いころから食事の時にはいろいろ注意されました。「みんなそろってから食べなさい」「正座して食べなさい」「口は閉じて食べなさい(くちゃくちゃ音をたてて食べるな)」「ひじをついて食べるな」などなど。
幼いころはうるさいものだと思ったものですが、大人になった今考えてみると、これらのことはできて当たり前のマナーなのかなと思います。また、このようなマナーについてもっと深く考えれば、食事を準備してくれた人に対する感謝の気持ちや同席する人に対する礼儀につながってくるのかもしれませんね。
たいへん小さなことですが、食事一つとってみても、そこから家庭でのようすやしつけが透けて見えてくるのです。

週末3連休です。私は「文化の日」らしく京都・奈良に行ってきます。奈良国立博物館で開催されている正倉院展を見に行きます。私にとっては恒例行事です。そのため静岡の「大道芸」を見たことないですが……。みなさんもこの連休を有意義に過ごしてください。


その他の記事
●来週の行事予定
●資格試験について〜11月は資格試験がいくつか行なわれます。受験する人も多いかと思いますが、しっかり勉強して臨んでください。受験料は安くないですからね。
●「山の村」の主な活動@(写真集)
●気になるニュース〜2002年10月11日付け『静岡新聞』夕刊より、マレーシアの首相が「いい若者が髪を金色に染め、遊びほうけているようだから、日本は何年も不況から脱出できないのだ」と日本の現状を批判した、という記事を紹介した。マレーシアの「ルックイースト政策」は、高校の地理の教科書では定番のことばです。しかしそれが今では「反面教師」として注目されているとは……。みなさんは「そんなことはない!」と、これに反論しなければならない。それにはまず……。