≪HR通信≫
第5号
2002/5/10

ケガをして思うこと


G.W.もあっという間に過ぎ去りました。みなさんはどのようにこの連休を過ごしましたか?私は、大阪・奈良に行き、いくつかの博物館を訪れました。とくに奈良国立博物館で行なわれていた「東大寺のすべて」という展示は、歴史ある東大寺を紹介したもので、たいへん迫力あるものでした。毎年、東大寺には行っているのですが、まだまだ知らないことがたくさんあるなぁと、実感しました。
さて、話をしたように、今週私は帰宅途中、バイクで転倒してしまいました。手足をうち、顔もけがをしました。家に帰り、2-3時間してテレビを見ていたら、突然口のところから大出血をおこしたので、病院に行き、手当てをしてもらいました(お笑い番組を見ていて爆笑しすぎて、血管が切れてしまったのが原因か?)。
大ケガではないものの、手足も打ったため、日常生活にもやや支障が出ています。それまで普通にできていたことでも、できなかったり、時間がかかったりと。 こういうときになって初めて、健康であることの大切さ、ありがたさを実感するわけです。
前任校では、いろいろな生徒の担任をしました。幼稚園以来の、「筋金入り」の不登校の生徒、対人恐怖症のため全校集会などで体育館に入れない生徒、本人の離婚問題をかかえる生徒……、あげればきりがない。時間をかけてそれらの問題を解決してきました。
ふとみなさんのことを思うと、みなさんは「普通」に毎日学校へ来て、「普通」に学習や部活動などをしています。これって、とても幸せなことなんじゃないかなぁ、と私には思えます。学校に来られること、学習ができること、部活動ができることなどなど。そしてこれらのことを可能にしてくれる保護者をはじめとする周囲の方々の存在が、実は最もありがたいものなのです。あまりにも当たり前すぎると、逆にその大切さ、ありがたさに気づかないものなんですね。
追記。東大寺に行ったものの、去年11月に大仏を見たばかりだったので、大仏殿には行かず、当然お参りもしなかった。それがいけなかったのかなぁ……。

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