≪A2・HR通信・通巻46号≫
第11号
2003/7/4

漢字について


7月となりました。求人受付がはじまり、企業の方々が見え始めました。インターンシップで身につけた(ハズの)しっかりとした服装で、あいさつをしましょう。ちょうど1年後にもつながってくることですから。月曜からの期末テストの勉強もしっかり!
さて、インターンシップのあと、みなさんに「お礼状」「報告書」「感想文」の3つの文書を書いてもらっています。「お礼状」「報告書」については、もう全員提出しましたが、何度も書き直しをさせられた人もいました。「感想文」は今日が締め切りで、来週、書き直しをしてもらいます。
そのなかで、気になったことを一つだけ。漢字の誤字が多い、ということです。ふだん書いてもらっている『学級日誌』でも、誤字が多いのは、たいへん気になるところ。例えば、教科の名前では「家■科」「日本」、先生の名前では「口(坂口先生)」「原(笠原先生)」など、基礎的・基本的な漢字が書けていません。
漢字は、中国の歴史と同じ5000年もの歴史をもっています。日本列島に伝わってからは1500年以上たっています。古代の日本列島の人びとは、中国の進んだ文化を学ぶために木片(もくへん)(「木簡(もっかん)」という)に何度も書いて必死に覚えようとしました。みなさんは、どうでしょうか?
なお、『国語辞典』と『漢和辞典』を教室に置いておきますので、積極的に活用してください。

その他の記事
●来週の行事予定
●クラスの声〜テーマ「夏休みに一番したいこと」
*今週のテーマは、O・K両氏に設定してもらいました。
●職場体験学習(写真集)
●気になるニュース〜2003年6月17日付け『静岡新聞』(夕刊)より。「残業を命じられたら、デートはやめます」という新入社員が8割も。新聞によれば、厳しい雇用情勢が背景にあるのでは?といっています。さて、キミはどうですか?ちなみに、最高裁判所は、たった1度の残業命令を拒否した社員の解雇を認める判決をしています(1991年11月28日)。もちろん、この判決には、多くの批判が寄せられていますが……。