≪A2・HR通信・通巻54号≫
第19号
2003/10/10

自分のことは自分が一番知らない


通勤途中に見える富士山にも、雪が積もっているのが見えるようになりました。いよいよ冬が近づいているのかもしれません。
さて、まずは単純なテスト。「自分のおでこのあたりに、指で『J』という字を書いてみてください」これだけです。いかがでしょうか。
これは、3年生の現代社会の時間に行なった、心理テストのひとつです。これで自分の性格の一部がわかるそうです。
2学期の現代社会は、人格の形成について話をしています。そのなかでも対人関係に重点をおいて授業をしています。たとえば、親子関係、友人関係、異性関係(恋愛関係)など。大学時代のノートを押し入れの奥から引っ張りだして、授業の準備をすすめています。そして、ときどきこうした心理テストを行なっているのです。
私が担当しているA3の生徒も、J3の生徒も、全般的にマジメな生徒が多いのですが、心理テストをするときは、なお一層、真剣に取り組んでいます。そして、結果を知りたがるのです。男子ばかりだから、あまり興味ないかなと先入観をもっていたので、このことに驚きを感じるとともに、「本当の自分の姿」を知りたいという欲求があることを知りました。今では、インターネットでも心理テストができますし、本校の相談室でもやれます。利用してみてはいかがですか?
えっ、最初のテストの結果を知りたいだって?それは、1年後ですね。

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*今週のテーマは、S・S両氏に設定してもらいました。
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