≪A2・HR通信・通巻58号≫
第23号
2003/11/7

酒の香り、秋の香り、文化の香り


もうカレンダーも、残り2枚。11月です。というのに、わりと暖かな日が続いています。スキー修学旅行の話も少しずつ進んでいます。修学旅行の時に、カゼなどひかぬよう、体調には注意を払いましょう。
さて、先日の3連休、私は京都・奈良に行ってきました。メインは奈良国立博物館で開催中の正倉院展をみることでした。毎年買っている正倉院展の図録が、これで9冊目となりました。
今年の旅行は、初日は、京都で古書市を巡り、2日目は、京都・伏見を散策。そして3日目に正倉院展などを見ました。
2日目の伏見散策では、「京都テーマウォーク」に参加しました。これは、地元のガイドがその町を案内してくれるというものです。伏見はかつて「伏水(ふしみ)」とも書き、名水が湧いていたそうです。そのため、古くから酒蔵の街として栄え、月桂冠や黄桜などの本社もあります。当日は4人の人がこれに参加し、これらの酒造会社も含めて4時間ほどかけて京都・伏見の町をぶらぶらと散策しました。
毎年11月上旬に京都と奈良に行っているのですが、このころはまだ紅葉というにはちょっと早い。でも、そこここの木々を見ると少しずつ秋らしさを感じさせつつあります。このところ「旬(しゅん)」ということばを聞かなくなりつつありますが、季節やものごとをやるのに最適な時期を感じとる力というのは、とても大切なのではないかな、と思います。
いよいよ来週末は、清工祭。文化の香りのするイベントにしたいものですね。

その他の記事
●来週の行事予定
●クラスの声〜テーマ「自分の好みの異性」
*今週のテーマは、T・D両氏に設定してもらいました。
●気になるニュース〜2003年11月1日付け『中日新聞』より、とある女性(80歳)の総選挙に関する投書を紹介。いよいよ明後日、総選挙が行なわれます。「マニフェスト選挙」だの「政権選択選挙」だの、ことばはおどっていますが、もっと本質を見極める目をつけなければ。真の争点は、この年配の女性がいうとおり平和憲法。これを護るのか、それとも「改正」するのか? 1票を大事にしたい。
●清工祭〜11月16日(日)は清工祭の一般公開の日です。友人を呼ぶときは、制服を着用し、スリッパを持参した上で、来校するよう呼びかけてください。
●案内〜11月7日(金)から静岡平和資料センターにて、「海をこえてきた『友情の人形』」という新しい企画展示が開催されます。入場無料ですので、ぜひ足を運んでください。