≪A3・HR通信・通巻105号≫
ルネサンスV 第32号
2005/1/7

画 竜 点 睛 (がりょうてんせい)


2005年が始まりました。年末には、まさに天「災」がおこり、ニュースに接するたびに万単位の人が亡くなっていき、自然の猛威を思い知らされました。今年こそ、「災」いを転じて「福」となす年になりますように。
さて、大リーグの年間最多安打記録を更新したイチロー選手が、出身地・愛知県豊山町で開かれた「第9回イチロー杯争奪学童軟式野球大会」の閉会式に出席し、次のようなことを言いました。
それは、「大リーグでプレーしている選手を特別な選手と思ってしまうかもしれないが、決してそうではない」。「僕も皆さんの年の時に少年野球をやっていて、この豊山町で汗水たらして、泥にまみれて野球をしていた」と(『中日新聞』ウェブより)
今回の『ルネサンスV』のタイトルは「画竜点睛」。これは、張僧縣(ちょうそうよう)という絵の名人が寺の壁に龍をかいて、最後にひとみをかき加えたら、たちまちに龍が天に昇ったという中国の故事からできたことばです。意味としては、「事を完成するために最後に加える大切な仕上げ」(『岩波国語辞典』)という意味です。
いよいよ3学期。高校生活のゴールが見えてきました。「事を完成するために最後に加える大切な仕上げ」の時期。どんな「仕上げ」をするのか?最初のイチローの話がヒントになるのではないかと思います。
『ルネサンスV』も、あと3-4号でゴール。「画竜点睛」といきたいところですね。

その他の記事
●クラスの声〜テーマ「最近あった重大事件」
*今週のお題は、H・H両氏が設定しました。
●写真いろいろ(写真集)
●気になるニュース〜2004年12月20日付け『朝日新聞』より、「TVこのことば」のなかの瀬戸内寂聴さんの「若き日に薔薇を摘め」ということばを紹介した記事を紹介。「若き日に薔薇(バラ)を摘め」。いいことばですね。「たくさん経験をしてたくさん苦しんだ」人生を歩んでこられた瀬戸内寂聴さんだからこそ言えたことばだと思います。「たくさん苦しん」でも、「若い人はすぐに治る」。逃げない姿勢を大切にしたいですね。