今週は、学校行事もなく、久しぶりに落ち着いて学習できたのではないでしょうか?今日、中間テストの個票を渡します。これを、これからの学習を見つめ直すきっかけにしてください。 |
さて、先週号にも書きましたが、私は5月29日(土)・30日(日)に、奈良に行ってきました。今年は、NHK大河ドラマの影響で、あちこちで新選組関連のグッズが売られていました。もちろん、新選組の本場、京都もそうでした。 |
新選組といえば、床屋での会話を思い出します。隣に座っていた、年配のお客さんが、「今年の大河ドラマは見る気がおこらんね。出演者が若すぎる」というようなことをこぼしていました。 |
たしかに香取慎吾さん(近藤勇役)は27歳、山本耕司さん(土方歳三役)は26歳、藤原竜也さん(沖田総司役)は22歳ということで、長く大河ドラマを見てきた人にとっては、たいへんかもしれません。 |
しかし、現実に目を向ければ、新選組結成時の1863年において、近藤勇は30歳、土方歳三は29歳、沖田総司は22歳ということで、実はそれほど特異な人選ではないのです。 |
その他、明治維新で活躍した人びとの年齢をみてみると、やはり30〜40歳代が中心となっています。かの伊藤博文も、44歳のときに初めて首相になりました。若い人たちの力が日本社会を変えていったといえるでしょう。その意味で、これからのキミたちに期待するところは大きいのです。 |