最後の最後までこのスタイルを貫きつつ、文をつづります。 |
さて、生徒会誌『騰雲』では、私は一社会科教員としてキミたちに「敗戦60周年に卒業するキミたちへ」と題した小文を書きました。ここでは、担任として4月から新しい生活に飛び込んでゆくキミたちに、最後のメッセージを記します。 |
一、 |
ナンバーワンにならなくてもいい。オンリーワンを目指そう! |
二、 |
そのために果敢に挑戦し、苦しくても決してあきらめず、細かなことから積み重ねよう。 |
三、 |
人間ですから、必ず誰かに支えられて生きています。常に感謝の気持ちを忘れないようにしよう。 |
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「ナンバーワンにならなくてもいい。オンリーワンを目指そう!」というのは、もちろんSMAPが歌う「世界に一つだけの花」をヒントにしました。いまの日本は、ナンバーワンになるための競争によって疲れきっているように、ボクには見えます。しかも多数の「負け組」には、「自己責任」を押し付け、冷たい。これでは社会は良くなりません。そうではなく、それぞれに自分自身を高め、かけがえのない個人がお互いに尊重しあえる社会を築いてほしいと思います。キミたちにはその素質と能力が備わっていますから。 |
最後になりましたが、卒業おめでとう。 |
健康第一、交通事故には気をつけてくださいね。では、また会う日まで! |