≪E1・HR通信・通巻121号≫
ルネサンス 第11号
2005/6/24

辞書とことばの方程式


早いもので、来週の水曜日から期末テスト1週間前となります。中間テストでいまひとつだった人は、ぜひ「リベンジ」を!
さて、このところ「電子辞書」なるものが出ています。授業で教室に行くと、電子辞書を使っている人を見かけます。軽くて便利だから、みんな使っているのでしょう。
ボクが高校生のときは、英語は予習を前提に授業が行なわれていました。だから、重く分厚い英語の辞書を片手に学校に通ったものですが、そんなのは、もう遠い過去の話になってしまったようです。
辞書が軽くなったのと比例するかのように、いま、ことばそのものも軽くなっているような気がします。たとえば、国会議員の発言をみても、インターネット上での中傷記事をみても、なんでこんな心無いことを軽々しく言うんだろう、と思うことばかりです。
日本では、というか洋の東西を問わず世界中いたるところで、昔から、ことば(とくに音声)には生命(いのち)があると信じられてきました。「言霊(ことだま)」といっています。ことばというのは、本来たいへん重いものなのです。だからこそ、相手のことを考えて発言したり、文章を書いたりしなければならない、と思うのです。
毎週発行しているHR通信『ルネサンス』も、影でずいぶん気を使って書いているんですよ。

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