≪E1・HR通信・通巻124号≫
ルネサンス 第14号
2005/7/15

「戦争」を考える戦後60年の夏


13日、あるクラスでテスト返却をしていたら、セミの声が聞こえてきました。また、ある食堂ではスイカがタダで置いてあったので、おいしくいただきました。いよいよ夏本番!
さて、イギリスでの「テロ事件」がおきてから早くも1週間が経ちました。日本でも「テロ対策」、「安心・安全」のためにと称して、監視・管理の傾向が強まっています。
では、なぜいま、イギリスで事件がおきたのでしょうか?また日本でテロの危険性があるのはなぜでしょうか?
それを解くカギは右の写真にあるのかもしれません。これは、静岡県出身のフォトジャーナリスト・豊田直巳さんが、「イラク戦争」にて撮影した写真の一つです。
大ケガをする女性、そして彼女を手当てする医者。これが現在も続く「イラク戦争」の現実です。この現実をもたらしたのが、アメリカ・イギリスであり、日本も「お手伝い」しているのです。
夏休み、世界史では「戦争に関する展示をみてレポートする」という課題を課しました。戦後60年目の今年にピッタリの課題だと思っています。これを機に「戦争と平和」の問題を考えたいですね。
なお、豊田直巳さんの写真展は18日(月)まで静岡市役所本館市民ギャラリーにて開催中。

その他の記事
●クラスの声〜「意志の弱さを感じた時」
●「山の村」E(写真集)
●気になるニュース〜2005年7月12日付け『毎日新聞』より、テレビの料理番組に活躍中の森野熊八さんのことばを紹介。いま、「MOTTAINAI(もったいない)」がキーワードになっています。最後の「『もったいない』は『かっこいい』」ということばは、もう一度噛みしめたいですね。