≪E1・HR通信・通巻137号≫
ルネサンス 第27号
2005/11/18

ゲームから戦争へ


11月は何かと行事が続いています。保育体験実習、清工祭、合同防災訓練。11月末ともなると期末テストが目前に。課題を少しずつ片付けておこう。
さて、右の写真(省略)は、「DAYS国際フォトジャーナリズム大賞1位」に輝いた作品です。
この写真は、昨年末にインドネシアでおきた地震での津波の時のもの。亡くなった息子はまったく写っていませんが、「手」がその死を物語っています。そして、息子の死を嘆く父親。「死」の意味を考えさせられる作品でした。
ボクはこの作品を、京都・金閣の目と鼻の先にある立命館大学の国際平和ミュージアムで行なわれていた展示でみました。あいさつ文に「ゲームで一瞬のうちに命が消える遊びに、子どもたちは夢中になっています。これは爆弾を落とし、ミサイルを撃つボタンを押す感覚に通じています。子どもたちには被害者の姿を想像することが出来なくなっているのです」(広河隆一さん)とありました。
聞くところによれば、夜遅くまでゲーセンに通っている生徒もいるとか。人間としての感覚がゲームに「汚染」されることを、ボクは心配しているのです。聞いてるか、F!!
金閣を訪れたという小泉首相とブッシュ大統領にこそ、この展示をみてほしかったですね。

その他の記事
●クラスの声〜「オススメのおでんの具」
●清工祭(写真集)
●気になるニュース〜2005年11月14日付け『京都新聞』より、元Jリーガーの八十祐治さんが司法試験に合格したという記事を紹介。プロスポーツ選手の第2の人生が問題になっています。そのなかで八十さんはたいしたものですね。ところで、「八十」って何て読む?