≪E1・HR通信・通巻140号≫
ルネサンス 第30号
2005/12/9

「学校は職場」という意識を


水曜日から期末テストが始まりました。ボクの世界史は初日に行なわれました。現代社会のテストと合わせて240枚の答案を採点。加えて240冊のノートも点検中。「師走」を実感。
さて、先日、キャリア教育に関する校内研修会がありました。その中での話を一つ紹介します。
高校生を採用しようとする企業に対して「採用時に重視する能力」としてアンケート調査をしたところ、もっとも多かったのは、「コミュニケーション能力」(85.8%)でした。
この「コミュニケーション能力」というのが、むずかしい。「ボクは友だちが多いから、コミュニケーション能力がある」なんて思っていたら、それはちがう。友だちと話すことと仕事をする上で求められるコミュニケーション能力とは、やはり異なるところがあります。
そのような仕事で求められるコミュニケーション能力を身につけさせるには、ふだんが大事だと、研修会の講師の方は言っていました。つまり、生徒が先生と話すときから、「学校は職場」、「先生は上司」という意識をもたせることが大事だというのです。やはり、一朝一夕には身につかないですからね。さっそく実践してほしいところです。
あと、あいさつもしっかりね。

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