≪E1・HR通信・通巻144号≫
ルネサンス 第34号
2006/1/13

大 雪


毎年この時期になると、インフルエンザが流行し始めます。帰宅時には手洗いやうがいをするなど予防に努めましょう。
さて、静岡に住んでいると信じられないですが、日本海側や東北地方では、記録的な大雪が続き、連日のように新聞やテレビで報道されています。
その報道に接していると、いくつかの重要な問題点が透けて見えてきます。
たとえば、高齢化と過疎。長野や新潟では、雪下ろしができなくて、家がつぶれるかもしれないと不安におびえる、孤独な年配の方の姿が見られます。これに対して若者によるボランティアの申し出があることが救いではありますが。
そして、そもそもなぜこれほどの大雪が降るのかということも、大きな問題点として浮上してきます。この大雪が、この数年続いている異常気象の一つと考えれば、地球温暖化とからむ問題でしょう。地球温暖化の原因は大量生産、大量廃棄に対応した産業構造にあります。となると、この大雪は、私たちのライフスタイルのあり方そのものを問うているのではないかと思います。
それにしても、連日、寒い日が続きますね。

その他の記事
●クラスの声〜「2006年、ワタシの挑戦」
●気になるニュース〜2006年1月10日付け『静岡新聞』より、就職や就職活動に不安を感じる若者を対象とした就職基礎能力速成講座(県主催)の本年度受講生のアンケート結果がまとまり、「就職活動で困った点、不安な点」(複数回答)として、受講生の半数近くが「志望が定まらないこと」を挙げていることが分かったという記事を紹介。経済学者の話によれば、まず自分に向いていない仕事を見つけようとのこと。