≪E1・HR通信・通巻151号≫
ルネサンス 第41号
2006/3/10

最終講義


今日で学年末テストも終了しました。ホッと一息入れたいところですが、提出物を出していない人はそうも言ってられませんよ。
さて、明日、ボクは名古屋に行ってくるのですが、それはボクにとっての憲法の「師匠」であるMさんが、定年で名古屋大学を退職され、最終講義をするからです。
ボク自身は、大学を卒業したあと、教員になる前の「講師」のときに、「モグリ」でM先生の憲法の講義を受けました。そして昨年度、こんな時代だからこそもう一度憲法を勉強し直したいと思い、半年間、名古屋に通って、M先生の講義を受けました。
憲法というと硬い話になりがちですが、M先生の授業は「笑い」あり、「哲学」ありの講義で、ボクの授業の思想的ベースともなっています。その意味で、M先生はボクにとっては「師匠」なのです。
2006年は、日本国憲法ができてちょうど60年。憲法も「還暦」を迎えたことになります。このなかで、憲法学をひっぱってきたM先生が、名古屋大学における最終講義でどんなメッセージを残すのか、ボクはたいへん楽しみに、明日名古屋へ行きます。
今年度末をもって定年を迎える、E1副担任のO先生も、おつかれさまでした。

その他の記事
●クラスの声〜「工場見学の感想のホンの一部
●工場見学(写真集)
●気になるニュース〜2006年3月7日付け『静岡新聞』より、憲法60年の特集「消えた教科書・下」から。1ヶ月ほど前に電話取材されたものが、先日記事になりました。付け足しみたいな扱いですが、関心があれば読んでみてね。