≪E1・HR通信・通巻116号≫
ルネサンス 第6号
2005/5/20

他者へのまなざし


今日から1学期の中間テストが始まりました。中学校までと違って、キチンとクリアすることが求められます。そのために、やるべきことはしっかりとこなそう。
さて、5月16日付けの『毎日新聞』に、「全国の工業高校生たちが修理した中古の車椅子129台が、インド洋大津波によるスリランカの被災者たちに贈られ」た、という記事が載っていました。
「空飛ぶ車いすを応援する会」という全国の工業高校生を中心としたボランティア団体が企画し、佐々木麻厘(まりん)さん(17)は「車いすを修理できてよかった」と、現地にてあいさつをしました。
このところ、これまでの日本社会ならば、ありえないような事件・事故の報道が続き、暗い気持ちにさせられます。そのなかで、この記事はどこかホッとする内容の記事でした。しかも主役は工業高校生ときたもんだ。
佐々木さんたちのように広い視野をもって、そしてその目線は弱者と同じ高さで、ものごとを考え、行動できる姿勢から、私たちは学ぶところがある気がします。
いよいよ来週は「山の村」。こころを合わせて事にあたる協同作業が続きます。

その他の記事
●応援の練習(写真集)
●「山の村」持ち物
●気になるニュース〜2005年5月20日付け『静岡新聞』より、日本平動物園生まれのレッサーパンダが後ろ足で立つという記事を紹介。殺伐とした新聞記事の中で、動物ネタは「癒し系」記事ですね。それにしても、何だか気ぐるみを着た人間にしか見えないのだが…。