≪E2・HR通信・通巻167号≫
ルネサンス 第14号
2006/9/8

「千羽鶴」をもっていこう


2学期が始まりました。高校生活の折り返し地点も目前。なぜか2学期が始まってから暑くなってきましたが、だらしない格好は気持ちもだらしなくなってしまう。服装を整えて授業にのぞもう。
さて、キミたちが修学旅行で行く広島平和記念公園の一角に、「原爆の子の像」があります。この像のモデルは、佐々木禎子(さだこ)さんです。
彼女については、授業で詳しく紹介したのでここでは割愛しますが、彼女は入院生活のなかで、千羽鶴を贈られたことをきっかけとして、「生きたい」という願いを込めて自ら鶴を折り始めました。白血病の彼女が作り続けた、小さな小さな折り鶴は、広島平和記念資料館に展示されています。
修学旅行でせっかくヒロシマに行くのだからということで、昨日から朝のSHRで折り鶴を折り始めました。最終的にはそれをまとめて、「原爆の子の像」に捧げたいと思っています。
しかしまだ慣れていないせいか、1羽折るのにとても時間がかかっています。でも、それでいいと思います。一人ひとりが一つひとつ平和を希求しながら折れば、それでいいのです。
ちなみに、捧げられた折り鶴は、将来的には、20〜30年間を目標として保存・展示されるそうです(広島市WEB)。

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●気になるニュース〜2006年9月1日付け『毎日新聞』(夕刊)より、東京大学などの研究チームが歴史の授業にオンラインゲームを導入し、娯楽以外の効用を実証するための研究を進めているという記事を紹介。ゲームはゲームでも、そのへんのゲーセンのゲームではなさそうだ。残念ですね、Fくん。