≪E2・HR通信・通巻173号≫
ルネサンス 第20号
2006/10/20

「北」の国から


なんとか天気にも恵まれ、3泊4日の修学旅行もあっという間に終わりに近づいています。あとは無事に家に着くことですね。
さて、去る10月9日、北朝鮮は初の地下核実験に成功したと発表しました。しかし、いまだその詳細についてハッキリしたことは分かっていません。
これに対して日本の反応は、「声強め『厳しい対応を』」、「核の暴挙に県民怒り」(10月10日付け『静岡新聞』夕刊より)という見出しに見られるように、より厳しい北朝鮮への制裁を求めているようです。
もちろん北朝鮮の行動は許されざるものです。しかしボクは、こうした過剰とも言える反応については、一歩引いて冷静に考えた方がよいのではないかと考えています。
政治家のなかには、北朝鮮の基地を攻撃する能力を持つのは「当然」としたり、日本も「核武装すべき」としたり、「悪乗り」する人もいます。それらが北東アジアの平和と安全にいったい何をもたらすのか?被爆地ヒロシマで、そういうことを感じ取ってもらえたのなら、意味のある修学旅行だったと思います。
修学旅行が終わったら、これをまとめなくてはなりませんね。さっそく来週から文集を作りましょう。あっ、日本史のレポートもお忘れなく!

その他の記事
●クラスの声〜「月曜日の自分から今日の自分へ一言」
●修学旅行準備(写真集)
●体育大会(写真集)
●気になるニュース〜2006年10月13日付け『静岡新聞』より、平成20年4月に開校する3つの高校の名前を公募するという記事を紹介。本校も静岡工業高校と統合し、平成20年4月に統合予定。現在は仮称として「総合科学技術高校」といっています。これから高校はどんどん再編・改編されていくんですね。よくなればいいんですが…。
*本号は、修学旅行に行く直前の10月16日(月)に作成・印刷しました。