≪E2・HR通信・通巻189号≫ | |
第36号 2007/2/23 |
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クラスター爆弾をもつ「美しい国」
いよいよ2年生の授業も来週で終わります。今週は欠席が少し多かったですが、最後、しっかりシメていきたいですね。 |
さて、明日2月24日は、「地雷を考える日」だそうです。1995年にカンボジアで地雷の根絶を訴える集会が開かれたことに由来します。 |
地雷をなくす条約は、NGOの活動の結果つくられ、日本は当時の小渕首相の主導の下、この条約に参加しました。 |
いま、問題になっているのは、クラスター爆弾というものです。これは一つの親爆弾から数百個の子爆弾が空中で飛び散り、広範囲な目標を一気に爆撃し人間を殺傷する兵器です。なかにはすぐには破裂せず、地雷化するものも多く、これによって傷つく子どもたちがあとを絶ちません(被害者の98%が民間人)。 |
このクラスター爆弾の禁止を目指す国際会議が、昨日からノルウェーのオスロで始まりました。クラスター爆弾を持ちながら、「美しい国」づくりにまい進している安倍内閣は、この会議に「後ろ向き」です。しかし、平和憲法をもつこの国は、今こそリーダーシップを発揮しなければなりません。そのときこの国は、「国際社会において、名誉ある地位を占め」ることができるのです。 |
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