≪E2・HR通信・通巻194号≫
ルネサンス 第41号
2007/3/30

当たり前のこと


予想よりは遅れて、桜が咲き始めました。それとともに、少しずつ暖かくなってきました。花粉さえなければ、とてもいい季節なのになぁ…。
さて、先日、東京の山手線に乗っていたときのこと。ふと見上げると、「円周率が3.05より大きいことを証明せよ」という文字が飛び込んできました。
何だ?と思い、よく見てみると、ある進学塾の広告でした。問題は、2003年に行なわれた東京大学の入試問題(理系数学の第6問)だそうです。
ふだんボクらは、円周率は3.14であることを当たり前のこととして、さまざまな計算をしています。しかし、その当たり前のことをふと聞かれると、???なんてこと、少なくありません。たとえば、「なぜ仕事(勉強)をしなければならないのか?」。これはどうでしょうか?近くにいる大人に聞いてみてください。
しかし、これってたいへん大事なところですよね。なのに、いざ会社(学校)に入ってみると、そんなことを考えているゆとりはありません。陽が昇り朝になると、職場(学校)に向かう、そんな毎日です。だから、ちょっとゆとりのあるいま、仕事(勉強)をする理由(わけ)を考えてみませんか?
さぁ、次に学校に来るときは、3年生だ。しっかり頼みますよ!

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