≪E2・HR通信・通巻162号≫
ルネサンス 第9号
2006/6/23

サッカーW杯の報道


先週1週間は、2年生189人がそれぞれの職場でインターンシップでした。体調を崩し欠席した者はいたものの、だれもケガをすることなく終え、それぞれによい体験をしたと思います。
さて、昨日、中途半端な時間に寝てしまったため、今朝行なわれたW杯の日本対ブラジル戦をリアルタイムで見ることができました。
このところ新聞やテレビなどW杯で盛り上がっています。しかし例えば、初戦のオーストラリア戦、ドイツの警察が最高警戒態勢で臨んだこと(日本とオーストラリアの両国がイラク派兵国であり、かつ会場となった街には国外世界最大のアメリカ空軍基地がある)はほとんど報道されません。また、日本と対戦したクロアチアやブラジルがいま、どのような問題を抱えているのかということも報道されません。そもそもキミたちは、クロアチアって、どこにあるか知ってる?
いま、「国際」化社会だからということで、小学校でも英語を学ばせようとしています。それには疑問をもちますが、「国際」化や異文化理解を叫ぶなら、戦力分析や勝敗だけでなく、そこに暮らす人びとについても思いをめぐらした報道が求められますね。
それにしても、ブラジルは強かった。サッカーには興味ないんだけどね。

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