≪E3・HR通信・通巻205号≫
ルネサンス 第11号
2007/6/22

戦後レジーム」とはなにか?


今日予定されていた環境美化奉仕作業は、雨天のため、来週に延期されました。梅雨の時期は、予定を立てるのが大変ですね。
さて、明日6月23日といえば、「沖縄慰霊の日」です。これは、沖縄戦における組織的な戦闘が終結したのが1945年のこの日だったことにちなんでいます。
この沖縄戦では、わずか3ヵ月あまりの戦闘でおよそ20万人もの死者をだしました。この経験が日本国憲法9条を生み、戦後60年間、日本の人びとは戦争で人を殺すという経験をしてこなかったのです。しかし、9条に書かれた崇高な理想はどこへやら、という日本社会の現在(いま)
一方で、いま、私たちは現代社会の授業で、「格差社会」を学んでいます。昨年1年間の自殺者が9年連続3万人を超えたという記事がありました(6月7日『静岡』夕刊)。25条に書かれた「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」という崇高な理想もどこへやら。いま、日本企業の職場が「戦場」になっているのかもしれません。
安倍首相がいう「戦後レジーム」。「戦後レジーム」とは、民主主義であり、自由であり、平和のこと。それは「脱却」すべきものか、いま、じっくりと考えたい。
ちなみに、6月20日未明は静岡大空襲(2,000人の死者)がありました。

その他の記事
●遠足(写真集)
●来週の地区会
●夏休みの予定
●気になるニュース〜2007年6月22日付け『静岡新聞』より、今年の企業の夏休みは平均で8.2日であるという記事を紹介。これで「ちょっぴり長い」とか。最後の夏休みをいい夏休みにしたいですね。