≪E3・HR通信・通巻219号≫
ルネサンス 第25号
2007/11/2

準備と片付け〜養護学校B〜


11月です。2学期の授業もあと1カ月。気合い入れていこう!
さて、先週は養護学校の午前中の「日常」について書きました。今週は、お昼休みについて簡単に記してみることにしましょう。
お昼休みには、担任の先生はクラスのみんなと一緒に給食を食べます。食べ終わると、担任の先生は生徒たちの連絡帳にコメントを書いていました。下校時間までに連絡帳を返すためには、この休み時間しか書く時間がないのですから。必死です。
ボクが感心したのは、生徒たちが自ら進んで給食の準備や片づけをしていたところです。給食を食べるためには、ごはんやおかず、食器類を教室に持って来なければなりませんし、また午後の授業をするためには、食器類やゴミの片づけをしなければなりません。ですが、かれらは黙々と作業をしていましたし、さらにボクの食器まで片付けてくれたのです。
かれらは当然社会的弱者ですから、憲法25条にしたがって国が面倒をみなければなりません。でも、とりあえず自分でできることは自分で。それは、かれらが将来生きてゆくためには必要なことなのです。
いよいよ来週は清工祭。E3のみなさんもそれぞれの持ち場で、積極的に動いてくださいね。

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