≪E3・HR通信・通巻226号≫
ルネサンス 第32号
2008/1/11

画竜点睛〜2008年にあたって


短い3学期が始まりました。が、今週は腹痛を訴えて、欠席する人が相次ぎました。お互い健康には気をつけましょう。
さて、野球界にあっては、いまはシーズンオフ。1シーズン使ってきた心身を休めるとともに、来シーズンに向けた身体づくりをもしています。
大リーグ・マリナーズのイチロー選手もその一人。そして、彼は「まだ見ぬ理想のバッティングを求めて、毎年新しいバッティングに挑み続けている。決して現状に満足しない。過去の栄光に固執せず、前を見続け」ているそうです(NHKプロフェッショナルWEBより)。そのためにも、オフの身体づくりがポイントなのです。
今回の『ルネサンスV』のタイトルは「画竜点睛」。これは、張僧縣(ちょうそうよう)という絵の名人が寺の壁に龍をかいて、最後にひとみをかき加えたら、たちまちに龍が天に昇ったという中国の故事(こじ)からできたことばです。意味としては、「事を完成するために最後に加える大切な仕上げ」(『岩波国語辞典』)という意味です。
いよいよ3学期。イチロー選手のように、新たな生活に向けて、しっかりとした筆運びで「最後のひとみ」を描き入れ、高校生活を「仕上げ」ようではありませんか。

その他の記事
●クラスの声〜「2008今年の抱負を漢字1字で」
●2学期を振り返る(写真集)
●気になるニュース〜2007年12月29日付け『中日新聞』より、ボクが書いた10年研(社会体験研修)の感想を紹介しました。冬休みの間、中日新聞社・静岡総局で研修をしていました。ま、インターンシップみたいなものです。
*今週号は、4ページ立てとなりました。