世界史夏期課題サポート
世界史の課題として、昨年度に引き続き、文化財訪問を課しました。とりあえず期末テスト前に、1時間使って図書室に行き、文化財とは何か、どんなふうにまとめたらよいか、清水市にはどんな文化財があるのか、などを説明しました。でも、実際に夏期課題に取り組むのは夏休みの後半でしょう。もうそんな説明を忘れてしまっている方もいるかもしれません。そこで、ヒントとなることを、簡単にここで紹介したいと思います。
清水の歴史に関するもの(工事中)
参考となる文献
●ふるさと静岡県文化財マップ〜改訂版〜(500円で、県庁などで販売しています)
●静岡県教育委員会『静岡県文化財ガイドブック』(何種類かあります)
●その他、各市町村教育委員会に行くと「この手」のものがあります。もちろん清水市も『清水の文化財』という本を売っています。
先輩たちの訪問先
これに関しては、昨年度の授業録・「夏期課題のまとめ」のところをクリックしてみて下さい。具体的に資料としてまとめてあります。昨年度は、清見寺が38人でトップ。5クラス行っていましたが約1クラス分の人がここを訪れたことになります。また巴川の歴史、草薙神社、三保の松原について調べた人も多かったようです。巴川の歴史はあまりうまくまとめられていなかったので、評価はみな低かったと思います。うまくまとめることができれば、おもしろいと思いますが…。
その他もろもろのアドヴァイス
まず、要項の評価基準をしっかり見てください。どんなことを評価しているのでしょうか。
B資料等を調べ、自分のことばで書いてあるかどうか?(15点)
C調べたことをもとに、感想がしっかりと述べられているかどうか?(15点)
とあり、それぞれ15点(50点満点中)を配しています。この点を重視して採点をしていきますので、ただ単に表示してある看板や案内板を丸写ししてこないようにしてください。
また、できるだけあまり他の人が行かないような所を選ぶといいですよ。昨年度、多くの人が清見寺や鉄舟寺などを訪問しました。同じような報告が見られましたが、同じ訪問場所だと、「こっちは優れている」「あっちはダメだな」という優劣がかなり如実にでます。新しい文化財を見つけて報告するといいですね。また、清水市から遠く離れたところにある文化財については、若干高く評価をしていきたいと思っています。