2002年9月


〔2002/9/22〕 今日、名古屋で第9条の会なごやが主催した高橋哲哉さんの講演会「戦争の論理か、平和の哲学か〜いま、私たちに問われていること〜」を聞きに行った。全くタイムリーな講演会であった。日朝首脳会談が行なわれ、私も生徒や同僚にどう評価するかと問われることがある。どうしても日本人の拉致問題に目が行きがちだが、半世紀前の戦争も視野に入れなければならない。日本人は過去に朝鮮半島の人びとに対し同じことをし、事実を究明せず、責任をとらず、補償もしなかった。ここをまず、ふまえないと。感情的になっちゃいかん。行くことを決めたことについては良かっただろう、と答えた。今回の講演会では、戦争責任について積極的に発言をしている高橋さんが、この問題をどうとらえているのか、興味をもって聞くことができた。やはり高橋さんも日本の植民地支配のことを指摘し、今のメディアがそのことに触れず、被害者意識にそまっていることに対し懸念していた。
本屋にて、『南京戦・閉ざされた記憶を尋ねて 元兵士102人の証言』(社会評論社)等を手に入れる。
〔2002/9/21〕 午前中、掃除をする。午後から平和資料センターの運営委員会が中央福祉センターあるので、街へでる。途中、中央体育館へ寄る。体操部の大会があったからだ。しかし、すでに競技は終わっていたようだ。時間を聞いておくんだった!でも体操部の連中には会う。
〔2002/9/15〕 今日、登呂遺跡で現地説明会が行なわれ、午前中、それに参加した。天気の方が心配されたが、雨にも降られず、しかも、今年の発掘調査はきわめて分かりにくい所でやっているので、人来るのかなぁと心配されたが、午前中多くの人が来て、説明を聞いていました。聞くところによれば、朝、NHKのニュースで説明会があると言っていたという。テレビの力は大きい。
熱心に説明をきいています。 曇天の中、結構多くの人が来ていました。
〔2002/9/11〕 やらねばならないことがたくさんあるが、遅々として進まない。授業も、世界史については、資料を変えているものの、中味は一緒で、手抜きである。日本史については、中味は一緒であるが、リニューアル中。来週、再来週やるところは、昨年、あまり受けがよくなかったように感じたので、手直ししないと。でも、どうしたらよいか…。同時多発テロから1年がたった。日本史でやっていることが「無」にならないように。