2002年4月


〔2002/4/23〕 午後は久しぶりに年休を取り、いろいろな雑事をすませた。まず、県庁へ。その後、遅くなったがGWの旅行の申し込み。2泊3日で大阪、奈良の予定。当初は2日間とも奈良に泊まる予定だったが、どこも空いていなく、急遽大阪に1泊することにする。大阪に新しい博物館ができたから、そこにでも行こう。CDを2枚買う。一つは加古隆の『NHKスペシャル「映像の世紀」オリジナル・サウンド・トラック』、一つはいろんな映画や番組でつかわれた曲をまとめた『image(イマージュ)』。こういう類いのCDを買うのは初めてである。書店で立ち読み。『定年教授は新入生』をななめ読み。ある大学の医学部を定年退職して名誉教授となった後に、考古学をやってみたいということでその大学の考古学研究室に入学した先生が書いた本。大学受験のことや教える立場から再び教わる立場にかわってのこと、などなどが記されていた。定年後をどう生きていくのかという点で興味深い本だったし、著者の知に対する意欲に驚嘆させられた。そういえば、私は前任校で、自分よりもはるかに年配の方々を教えた。中には一時中学校で教えたことのある方を教えた。貴重な経験であった。最後に、長い間懸案事項だった自転車を買う。なんだかんだで、忙しかった。
〔2002/4/22〕 今日は、目覚ましがなる前に起きた。気分がすっきりしている。昨晩、NHKアーカイブス「昭和の誕生」を見終ってから寝たのに。土曜日の晩、上野千鶴子『サヨナラ、学校化社会』第4章〜第6章を読む。第4章・学校は授業で勝負せよは、おもしろかった。「学校はこのさい、授業という本分にみずからを徹底的にダウンサイジングするべきではないでしょうか。」「全人教育なんて、学校が思い上がるのもいいかげんにしろと思います」「学校を分相応にダウンサイジングして、授業で勝負してほしいと現場の先生にも話すのですが、先生たちからはいつも反発されます」などなど。同感、同感。教員採用試験の面接・集団討論ときは、私は「小さな政府」ならぬ「小さな学校」を想定しながら話をした。やっぱ、授業だよなぁ。そんなわけで、私は部活動の顧問は希望しなかった。指導できるものはないし、それに費やす時間があれば、おもしろい授業をすることにもっと集中したいし。でも今年度、カルタ部顧問。部員0。たぶん、20年後には学校から部活動というものは消えているだろう。
〔2002/4/17〕 朝起きると、7時20分。遅くとも7時40分までには家を出ないと、学校には間に合わない。あわてて着換え、歯を磨き、出勤。時間には間に合う。が、精神衛生上よろしくない。授業がはじまって1週間たち、ようやく一時の忙しさからは解放されたような感じである。買った本を読むゆとりはまだないが…。A1のクラスの雰囲気もよい。
〔2002/4/6〕 午前、平和資料センターの学習会。山本義彦先生(静岡大人文学部)のお話は、世界恐慌から国家総動員体制への流れ、そして現在の有事法制、憲法9条問題、大学改革と多岐にわたり刺激的な内容であった。午後、静岡の市街へ。静岡まつりが行なわれていた。帰途、書店で上野千鶴子『サヨナラ、学校化社会』などを購入。新しい書店を発見する。今日は、もうお金がなかったので何も買わなかったが、来週もう一度寄ろう。なかなか真面目な書店のようである。
〔2002/4/2〕 2002年度最初の出勤。テレビの占いによれば、おひつじ座はついているらしい。新たな気分で気持ちよく出勤する(新しい靴下をはく)。が、ここで事件が…。なんとバイクのすわるところに、鳥のふんがついているではないか!雑巾でふきとる。気分はブルーに。まさか、占いで言っていた「ついている」というのは、鳥のふんのことではないだろうな。
学校では、生徒会室のそうじ。とにかく捨てる、捨てる。ゴキブリの死骸もでてきて、驚く。それにしても、なかなか終わらず、明日も行なう予定。