2003年3月


〔2003/3/31〕 午前、スーツを買いに行く。3着。考えてみれば、数年ぶりに買うような。フラフラと自転車に乗ってお店に行ったのだが、途中、ある公園による。桜がほぼ満開。桜の下ではお花見。平日の昼なのに結構人が集まっていた。午後は、静岡平和資料センターで展示の打ち合わせ。ここ連日、展示の打ち合わせ。今年は次回展示の準備が忙しいので、春休みの旅行はなし。GWこそは行くぞ。さて、あと30分ほどで、「静岡市」と「清水市」がなくなり、新しく「静岡市」が誕生する。清水の人たちにとっては大きな変化に感じられるであろう。(23:28記す)
〔2003/3/20〕 終業式。学校で、「大量破壊兵器をもつ」米英軍による、「大量破壊兵器をもつ」といわれるイラクに対する攻撃が始まったというニュースに接する。陰鬱な気持ちになる。日本は、戦争放棄をかかげる日本国憲法をもつのに、唯一の被爆国であるのに、日本中で反戦運動が展開しているのに、明らかに誤った方向へと動き出している。午後、静岡平和資料センターに行き、明日から始まる地雷展の準備に追われる。準備終了後、街に行き、反戦集会を見る。いくつか本を買う。
〔2003/3/13〕 今日、公立高校の合格発表が行なわれた。本来なら、自分の勤務校での仕事があるのだが、前任校の静岡中央高校に行った。それは、退学した生徒の合格発表を見るためである。結果は、……見事合格!!書類を受け取り、すぐに本人に渡す。両親も来ていたが、やはりホッとしたようすであったのが印象に残る。清工に行き、お世話になった先生方に合格したことを報告する。今度こそ、無事卒業できることを祈る。
〔2003/3/8〕 今日は午前に1本、午後に1本、『男はつらいよ』を見る。「噂の寅次郎」と「寅次郎かもめ歌」である。あわせて、学年末試験の採点を行なう。
〔2003/3/3〕 昨日とはうってかわって雨天の午後。久しぶりに街の書店に行く。『公民の授業65時間』(地歴社)、『「歴史の討論授業」の進め方』(国土社)、横田冬彦『日本の歴史16 天下泰平』(講談社)、竹山昭子『玉音放送』(晩聲社)、藤田久一『戦争犯罪とは何か』(岩波新書)、網野善彦/横井清『日本の中世6 都市と職能民の活動』(中央公論新社)、『原爆の絵・ヒロシマの記憶』(NHK出版)、柳瀬房子『人間が地雷をすてる日』(大日本図書)、『地理歴史教育・3月号』を購入。計15,270円(+税)。しかも、静岡中央郵便局で大々的に切手を販売していた。世界遺産のシリーズを買ってしまった。約1万円の出費。
〔2003/3/2〕 昨日とはうってかわって晴天の暖かい日。こういう日は花粉が…。ちょっとだけ外出したが、マスクが離せない。テストもつくり終えたため、久しぶりの「休日」。掃除をしたり、生徒会誌『騰雲』やA先生からいただいたA3の『卒業文集』を読んだりして過ごす。この『卒業文集』はキチンと製本されていて(業者にお願いしたらしい)、202ページの「超」大作である。読み応えがあり、A先生の熱意に感心した。私も、3年生を担当することになったら、こういうのをつくってみたいと思う。それにしても、今年の清工は卒業文集を作るクラスが多いように感じられた。
〔2003/3/1〕 卒業式。土曜日だったが、月曜日を代休として行なわれた。昨年は、校門警備で卒業式を見ることはできなかったが、今年は中に入って見た。2社ほどマスコミが来ていた(この日の『静岡新聞』夕刊参照。K科代表が1面を飾る)。卒業生代表のTくんの答辞には驚いた。私の言動が紹介されていたからだ。なにげない一言が、その子にとって大きな影響を与えることもあることを学んだ。卒業式を終えると、早速、試験作成・印刷・袋詰め。まだできていないのだ。前日はほぼ徹夜したというのに。7クラス分もあったためか、17時までかかる。途中、入試の準備も。勤務終了後、静岡平和資料センターの展示打ち合わせのため、Aさん宅へ。大雨が降っていたので、つらかった。21時終了。