2005年8月


〔2005/8/31〕 8時30分から30分ほど、修学旅行の打ち合わせ。その後、銀行へ行ったり、特別指導をしたり、本を読んで過ごす。11時より、職員会議。12時過ぎに終了。13時30分より校内研修会。個人情報とセキュリティに関する話。15時ごろ終了。18時半過ぎに学校を出る。いよいよ2学期が始まる。どこかで書いたかもしれないが、8月31日って、日曜日の夕方のような「重さ」がある。ボチボチいきたいものだ。
〔2005/8/28〕 右目にハレ。何だろう?午前中洗濯などをしながら、高橋哲哉『<物語>の廃墟から』(影書房)を読む。13時30分からアイセル21にて「戦争体験を聞くつどい」。戦後60年記念事業、最後のイベントである。15時30分ごろ終了。夜、NHK大河ドラマ「義経」を見る。いよいよ来週、壇ノ浦の戦いである。ボクは、戦国時代や幕末の物語よりも、古い話のほうが好きなので、大河ドラマは今まで見たことがなかった。楽しみ楽しみ。
購入本
■『歴史地理教育 9月号』(定期購読)
■高橋哲哉『国家と犠牲』(NHKブックス)
■大田昌秀編著『写真記録 これが沖縄戦だ・改訂版』(琉球新報社、古本で購入)
〔2005/8/25〕 台風11号接近のため、今日と明日の特別指導を中止した。終日家にいた。水島朝穂編著『改憲論を診る』(法律文化社)をほぼ読み終える。過去に読んだことのある樋口陽一『「普通の国」を超える憲法と「普通の国」すら断念する改憲論』(かもがわブックレット)を斜め読みする。書かれてからおよそ10年経つが、今にも通じる。斎藤貴男『小泉改革と監視社会』(岩波ブックレット)も読み終える。
〔2005/8/24〕 特別指導3日目。1時間ほど話をして終える。午後は、水島朝穂編著『改憲論を診る』(法律文化社)を読み始める。
〔2005/8/23〕 特別指導2日目。『フォトジャーナリスト13人の眼』(集英社新書)を読み終える。
〔2005/8/22〕 久しぶりの出勤。8時30分前に学校。9時から赤点指導。その間、新聞の切り抜き作業、『フォトジャーナリスト13人の眼』(集英社新書)を読む。16時30分ころ、本日の特別指導終了。買いたい本があったので、ブックオフに寄る。下記の4冊を買うがブックオフなので(?)、かなり安い。1000円でおつりが来る。
夜、テレビで総選挙について見る。自民党は、官僚を含めていわゆる「勝ち組」のみに立候補の声をかける。誰とは言わないが。そしてその「勝ち組」が自分たちにとって都合の良いルールをつくる。「負け組」には勝手に「自己責任」が押し付けられ、ますます切り捨てられていくだけである。小泉首相の構造改革で一体、「この国」は良くなるのか、全く疑問。また、各党のマニュフェストをみると、明らかに「郵政」だけではないことが分かる。自民党は他党に比べてこっそりと憲法「改正」、教基法「改正」のことが盛り込まれている。「郵政」だけだとだまされてはいけない。
購入本
■樋口陽一『憲法と国家〜同時代を問う〜』(岩波新書)
■鹿野政直『婦人・女性・おんな〜女性史の問い〜』(岩波新書)
■香山リカ『若者の法則』(岩波新書)
■多木浩二『ヌード写真』(岩波新書)
〔2005/8/21〕 14時前、静岡市民ギャラリー。展示会場の写真を撮る。15時から展示くずし。16時、静岡市中央図書館にて片付け作業。17時、Sさんの家でメロンをいただく。18時、再び市役所。移動途中、ものすごい雨。谷島屋で雨宿り。19時30分、食事をして帰宅。
〔2005/8/20〕 山梨の温泉でゆったり。行きの電車で『憲法を変えて戦争へ行こうという世の中にしないための18人の発言』を読み終える。中村哲さんの文章が印象に残る。帰りの電車ではうとうとしつつも、高橋哲哉『靖国問題』を読む。
購入本
■『DAYS JAPAN 9月号』
■『SWITCH』(音楽雑誌です)
■日本ビジュアル・ジャーナリスト協会編『フォトジャーナリスト13人の眼』(集英社新書)
■森岡孝二『働きすぎの時代』(岩波新書)
〔2005/8/19〕 15時30分過ぎの新幹線で静岡に戻る。結局、愛知万博には行かなかった。ボクが静岡に来る直前にどうもすごい雨が降ったらしい。地面が濡れていた。夕食は「インド」にてカレー。
〔2005/8/18〕 午後、愛知県美術館で開催中の「ゴッホ展」を見に行く。すごい人だった。2時間弱かかった。美術の教科書にも載っているような超有名な作品も多数展示されていた。時代によっていろんな作風があるなぁと感じた。印象派の感じをだしたのは後半。その後、栄の書店。
購入本
■ジェシカ・ウィリアムズ『世界を見る目が変わる50の事実』(草思社)
〔2005/8/17〕 15時ごろから、家族で岐阜の長良川の鵜飼を見に行く。17時30分、旅館「すぎ山」ロビー。舟に乗り、船上で夕食を食す。19時45分から鵜飼が始まる。20時30分ごろ終了。そして、名古屋へ戻る。
鵜匠の説明 鵜飼を始める前に鵜飼について鵜匠が説明をします。
豪華な料理 これで1人分。これに鮎の塩焼き(2匹)などがつく。
〔2005/8/15〕 10時30分に「もう一つの戦争展」をみる。11時、「平和のための戦争展」のミニステージ。鶴舞の勤労会館にて高遠菜穂子さんの「命に国境はない」という講演会に参加。映像もあった。それなりに戦争の映像を見慣れているボクですら、目をそむけてしまうような内容の映像もあった。17時終了。そのあと鶴舞の古書店を巡る。
〔2005/8/14〕 16時、名古屋駅にてMさんと待ち合わせし、「平和のための戦争展」を見に行く。17時、Tさんと合流し、飲み会。11時過ぎに終了。
購入本
■井ノ口貴史・子安潤・山田綾編『授業づくりで変える高校の教室@社会』(明石書店)
■二宮厚美『憲法25条+9条の新福祉国家』(かもがわ出版)
■ジェレミー・シーブルック『世界の貧困』(青土社)
〔2005/8/12〕 午前、静岡平和資料センターへ行き、本を買う。名古屋で売るためである。そのときにAさんに会う。いま静岡市民ギャラリーにて展示の準備をしているそうである。2時間ほど手伝いに行く。Aさんらと昼食もとる。14時ごろ、家に戻り、帰省の準備をして、名古屋へ。
〔2005/8/11〕 午前10時前後、面談。日時を間違えた親子である。そういうこともある。13時30分、9月から来る教育実習生との打ち合わせ。16時ごろ、別のクラスの卒業生Kくんが来る。1時間ほど、普通科職員室で話す。学校からの帰り道、猫が道路を横切っていたので、バイクのスピードを落とした。対向車もスピードを落とした。猫がゆったりとどこかに行ったので、発信しようとしたら、その対向車の中から「先生!」と言う声が。先ほどのKくんと同じクラスの卒業生のKさんであった。高3のときは社会科の教科係をしていた生徒である。今週は、何かと「なつかしの人」と出会う週であった。いよいよ明日、帰省。天気が悪いそうである。
〔2005/8/10〕 中学生1日体験入学。ボクは午前中の誘導係。暑かった。午後は、杉原泰雄『人権の歴史』(岩波書店)は第6章以降を読み、読了。世界史の授業のヨーロッパ史の基本的構想を考える際、今年は憲法、立憲主義、人権を「骨」に組み立てようと考えているが、大いに参考になる本であった。帰り道、書店で前校長のHさんに会う。
購入本
■『憲法を変えて戦争へ行こうという世の中にしないための18人の発言』(岩波ブックレット)
■熊谷伸一郎『なぜ加害を語るのか〜中国帰還者連絡会の戦後史〜』(岩波ブックレット)
■石川真澄(国正武重編)『戦争体験は無力なのか〜ある政治記者の遺言〜』(岩波書店)
〔2005/8/9〕 1年生の登校日。11時から12時半まで面談。疲れた。15時ごろ、約束していた別のクラスの卒業生AくんとIくんが来る。近くのお店で、軽食を食べつつ話をする。18時過ぎに場所を変え、3人で夕食をとり、話をする。20時半ごろ別れる。
〔2005/8/8〕 午前中、『歴教協しずおか支部ニュース』の原稿を書く。書き終えて、郵便局に出しに行こうとしたら、校門のところに卒業生のDくんがいた。もう一人の卒業生Nくんと3人で、近所の中華料理屋で昼食。Dくんは相変わらず飛ばしていた。13時、職員室で国会中継を見る。郵政民営化法案、否決。衆議院の解散。その後、さらに卒業生が来る。Iくん、Kくん、Hくん。いずれも進学組。先ほどのDくん、Nくんともに実家を離れた人が多い。ちょうど夏休みで帰省して、学校に寄った人たちである。みな元気そうであった。樋口陽一『個人と国家』(集英社新書)を読み終える。
〔2005/8/6〕 購入本
■『DAYS JAPAN 8月号』
〔2005/8/4〕 久しぶりに学校に行く。なんだか急に現実に戻された気がする。研修の報告書を書く。お昼は、Kさん、Kさん、Nさんの4人でベルジュのバイキングで。夕方、歴教協のメンバーと納涼会。気がついたら、お昼と同じところであった(ただし、納涼会は屋上のビアガーデン)。
〔2005/8/3〕 午前は呉に新しくできた大和ミュージアムに行く。正午前に呉から船に乗り、江田島に行く。江田島の海上自衛隊第1術科学校を見学した。ここは予約なしで一般の見学も受け入れており(しかも案内あり)、ボクは13時から1時間半見学させてもらった。
制服も売っていました 江田島の海上自衛隊にはコンビにもあり、制服も売っていました。
そして江田島から船で広島港(宇品)に戻り、16時40分の新幹線に乗って静岡に戻る。歴教協全国大会で大量に本を買い、大量の資料もいただいたので、荷物が重かった。でも、この6日間はボクにとってはあつい(暑い)あつい(熱い)貴重な6日間だった。これでボクの夏休みもおしまい?
〔2005/8/2〕 8時15分から1時間ほど大久野島の毒ガス工場で働いた体験をもつMさん(80)のお話をうかがった。9時15分から昼食をはさみ14時までYさんの案内で大久野島に残る施設などを巡った。
大久野島毒ガス資料館 大久野島の毒ガス資料館。この日は休館日だったので、資料を購入できず。あとで送ってもらうことにした。
毒ガス倉庫跡 大久野島の北端に残る毒ガス倉庫跡。とにかくデカイ!(中央は伊藤)
大久野島を離れ、竹原市を見学し、16時30分解散。これで歴教協関係はすべて終わった。その後、ボクは広島に戻り、もう1泊する。
〔2005/8/1〕 歴教協全国大会最終日。午後、全体討議・閉会集会が行われる。それが終わると、いよいよ楽しみにしていた現地見学である。16時に会場のアステールプラザを出発し、18時前に忠海港に到着。18時05分のフェリーに乗り、18時20分に大久野島に到着。港から程近いところに宿泊する「国民休暇村・大久野島」があり、19時から夕食。20時から1時間ほど大久野島や毒ガスについてのビデオを観賞した。その後、休暇村内の「大久野島温泉」に入り、翌日のことを考え、22時ごろには就寝。